中学生の家庭学習用にタブレット型の通信教育があります。スマイルゼミとチャレンジタッチで迷った時には、どちらを選べば良いのでしょうか。
目次
スマイルゼミとチャレンジタッチの共通点は?
タブレットの利点は実技4教科まで含む全9教科を学習できる点です。一般的な学習塾の場合、5教科までしか受講することができません。
そして12ヶ月1括払いなら月あたりの料金も税抜き5,980円からなので、学習塾にすると1教科より安い金額で9教科を学習することができるのが一番のメリットです。
またタブレット型なので自宅で教材をダウンロードしておけば、出先でいつでも勉強することができます。
チャレンジタッチはどんな教材なの?
ベネッセの通信教育では中学生はテキスト教材だけのオリジナルコースと、タブレットとテキスト教材のハイブリッドコースがあります。どちらも同じ金額で好きなコースを選べます。
またチャレンジと言えば「赤ペン添削指導」ですね。毎月教材が終わったら最後にテストをして郵送で送ると後日添削されて返ってきます。これがやりがいにつながり、楽しみにしている子どもも少なくはありません。
紙媒体があると安心できる
中学生になると家庭学習はもう子ども任せという家庭がほとんどです。すると「ちゃんとやっているのだろうか?」が見えなくなって不安に感じることもあります。
ベネッセはタブレットに配信されるデジタル教材や赤ペン添削もありますので、子どもがやっているかどうかをすぐにチェックできる手軽さがあります。
ハイレベルで難関高校を目指せる
1年生はスタンダートとハイレベル、2年生はより志望校に狙いを定めて3段階のコースがあります。子どもの実力、志望校によって好きなコースを選ぶことができます。
専用タブレット代金が無料
チャレンジタッチでは専用タブレットを使いますので、自宅にある一般的なタブレットを使うことはできません。ハイブリッドスタイルを6ヶ月以上継続受講することを条件に、専用タブレット代金は無料になります。
ネット利用はできない
教材自体はネット経由でダウンロードされますが、ベネッセにしか接続できません。そのため通常のタブレットとして使用ができない設計なので、子どもに使わせる時にも安心です。
スマイルゼミはどんな教材なの?
よく他のタブレット教材と比較されることの多いスマイルゼミですが、スマイルゼミはタブレットが入会時に届く以外は一切教材が届きません。スマイルゼミからの連絡事項もタブレットやメールで届きますので、手紙が届いて紙類が増えるのがわずらわしい人にはぴったりです。
紙の教材が溜まらない
紙の教材には直接書き込めるというメリットもありますが、解いていない教材がどんどん溜まるとストレスにつながります。
その点、スマイルゼミは紙の教材がないためどんどん溜まることもありません。学習机の周囲がすっきりする快適さもあります。
コース選択ができる
スマイルゼミには標準クラスと特進クラスの2コースがあります。
進学したい高校に合わせて好みのコースが選べます。
特進クラスは標準クラスよりも月額料金が高いのですが、先取り学習ができるため1年からスタートすれば早くに3年分の学習を終わらせることができるメリットがあります。
模試が受けられる
スマイルゼミにはチャレンジにあるような添削問題の提出はありません。その代わりにスマイルゼミ独自の模試を定期的に受けることができます。
忘れずに受けていくと高校の合格判定もできますので、自分の学力を確認していけますね。
専用タブレットは有料です
スマイルゼミも専用タブレットでしか受講することができません。このタブレットは残念ながら有料なので最初にタブレット代が掛かってきます。
インターネットは条件つきで使用可能
スマイルゼミは学習モードとAndroidモードがあり、切り替えることで勉強だけではなくタブレットとしての使用も可能です。使用する時には学習して貯めたポイントを消費していきますので、エンドレスで使えるわけではありません。
また完全にネットを使えない設定にすることもできますので、まだインターネットが早いと考える家庭にも対応しています。
まとめ
スマイルゼミもチャレンジタッチもどちらもタブレット型なので迷ってしまいますね。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、子どもの性格やライフスタイルに合わせて選んでみましょう。