スマイルゼミは中学生まで対応しているタブレット型通信教材です。
中学生になると勉強もぐんと難しくなりますが、スマイルゼミだけで自宅学習は足りるのでしょうか。実際に中学生が使ってみた口コミを紹介します。
目次
中学生講座のスマイルゼミではどんなことができるの?
スマイルゼミの中学生講座はどんな勉強ができるのか。何教科に対応しているのか、漢字検定や英語検定などの公的資格に対応しているのでしょうか?
順番に解説していきますね。
スマイルゼミで9教科のテスト対策の勉強ができる
スマイルゼミの一番のメリットは、自分の学校のテスト範囲に合ったテスト対策ができる点です。
テストの日程を登録すると2週間前からテストモードを選択することができます。主要5教科についてはテスト範囲を入力することで、テスト範囲だけの講座が選択されます。
学習塾に通う子の場合、塾でテスト前は対策講座などを受けることが出来ます。塾に行っていない子どもなら、これだけでもスマイルゼミを選ぶ価値はかなりあります。
そして5教科だけではなく、技術家庭、保健体育、音楽、美術のテスト対策のための講座も用意されています。つまり1台で全科目を受講可能なんです。
【技術家庭もスマイルゼミで勉強可能】
漢字検定(漢検)、英語検定(英検)の対策に使える
スマイルゼミはタブレットで漢検、英検の学習ができます。
中学生のうちに資格を取得しておくことで、少しでも内申点をアップさせたいという子に向いています。
漢検、英検の講座では出題形式に近い形で繰り返しトレーニングできます。これを利用すれば他にテキストやワーク類なども不要ですね。
中学生コースは2つのクラスから選択する
中学生コースのスマイルゼミには、2種類のクラスがあります。標準クラスと特進クラスがあり、月額金額が大きく異なるため「どちらにしよう?」と迷いますね。
お子さんの目指すレベルや予算によって考えてみるのがよいでしょう。
学習塾の補助に使うなら標準クラスでも十分
週に1,2回は学習塾に行っても、それ以外の日にどんな勉強をしたらいいか分からない!という子もたくさんいます。学習塾の補助的教材として使うにはスマイルゼミはぴったりです。
すでに塾に行っていてある程度はカバーできているという場合、通常クラスでも十分学習は可能です。
・特進クラスは難関校受験対策ができる
特進クラスでは中3の8月までに中学校の内容を全て終わらせる「先取り学習」スタイルです。中学三年生の9月以降は、難関高校に合わせた演習問題を繰り返すことで時間をかけて受験対策をすることができます。
また特進クラスでは定期的な模擬テストを受けることで、志望校や気になっている学校の合格可能性の判定もできるんです。模擬テストの結果から対策講座が配信されるため、テストのあとのフォローもばっちりです。
学習塾みたい?映像授業もあり
映像授業では講師と一緒に問題を解いていくことができます。そのため何となく見ているだけではなく、理解を深めることができます。
保護者通信でモチベーションUP
スマイルゼミの中学生コースはできることが増えた分、「一体どこから勉強を始めたらいいの?」と迷ってしまうことがあります。
スマイルゼミでは難関校に合格した先輩のインタビューや情報が定期的に発信されています。そのためスマイルゼミをどう活用したらいいのか、実際に合格した先輩の体験談を読んで、子供本人のやる気UPにつなげることができます。
忙しい中学生はいつ勉強をすればいいの?
中学生になると部活も始まりますので、小学生の頃よりも勉強する時間がなくなってしまいます。それなのにテストの教科数も増えてしまいますので、勉強時間の確保が重要なんです。
一日の決まった時間をスマイルゼミに
部活に習い事、学習塾と忙しい生活の中だと、全く家庭学習をできない日もあります。忙しさに流されて全くスマイルゼミを活用できなくてはもったいないですね。
ですので決まった時間をスマイルゼミの時間に設定しておきます。
夕食後の30分、寝る前の30分など子供ができそうな時間にタイマーをセットしておきましょう。
移動時間も勉強に使える
習い事や学習塾、部活で忙しい子にオススメなのが、車の中での学習です。スマイルゼミはタブレットなので、持ち運べばどこでも勉強が出来てしまいます。移動時間を効率よく活用できます。
週末にまとめて学習するのも
平日は部活が忙しくて、学校の宿題だけで手一杯というのなら週末にまとめて取り組みことがおすすめです。一週間分の予習復習をスマイルゼミで済ませてしまいましょう。
一日10分でも効果アリ
スマイルゼミのような通信教育というのは、いつでもどこでもできるというのがメリットですが、同時にいつでもいいから後回しにしてしまう可能性もあります。
勉強ができない日は、短時間で取り組める3分トレーニングなどで暗記系の学習をしてみて下さい。毎日のコツコツ積み重ねはテストの時に大きく差が出てきます。
実際に子供が中学生になって使ってみて感じたことは?
小学校の頃からスマイルゼミを活用していた子が、中学生になり特進コースを選択しました。実際に活用することはできているのでしょうか?
使い方が複雑になっている
小学生コースと似ているように思えますが、教科数も増えて内容が増えています。
通常の講座以外に、テスト2週間前になるとテストモードもスタートします。また3分トレーニングや暗記カードなどできることが増えた分、「どれをやったらいいの?」と使い切れなくなりそうです。
子供が積極的に利用してくれるといいのですが、そうではないとせっかくの良い教材も活用することができません。親が実際にスマイルゼミに触れてみて、「これがオススメだよ」と子供をリードしてあげることも大切です。
アンドロイドモードでネットが使える
中学生講座では、講座をすすめて貯めたスターでアンドロイドモードを利用することが出来ます。最初から全く使えないようにすることも出来ますが、利用できるようにしておくとアプリをインストールすることも出来るんです。
我が家ではプログラミングのアプリをインストールして、ヒマな時に兄弟で遊んでいるようです。
タブレットケースが変更している
小学生講座ではタブレットを横置きして使うため、傾斜をつけて使える特製タブレットケースが付属していました。中学生講座では縦置きをするため、平置きするしかありません。この点、子供が「少し使いにくい」と感じています。
テスト範囲の学習がしやすい
テスト期間は学校は1週間前から部活がお休みになります。
でもスマイルゼミでは2週間前から、対策講座が利用できるんです。子供は少し早めからテスト勉強が始められます。
テスト発表自体は1週間前なので、最初は予測して範囲設定しておきます。こういう作業自体は全て子供任せにするよりも、最初は親が関わってあげたほうが良いですね。
まとめ
中学生講座は年払いの場合に標準クラスで5,980円、特進クラスだと10,800円の月会費がかかります。
学習塾だと1ヶ月で2,3万円することを思えば、実はそれほど高くはありません。自分で学習していける、もうすでに塾で忙しい子の家庭学習にはぴったりなんです。
またすでに志望校が決まっているのなら、最初から特進クラスに入会して先取りを目指してもいいですね。