
スマイルゼミ小学生コースは、ご褒美要素として勉強後にゲームを楽しむことができます。
勉強を頑張って欲しいのに、子どもがミッションをやらずに無制限にゲームに夢中になってしまうこともありますね。
勉強せずにゲームばかりしていて困る時にはどうしたら良いのでしょうか?
スマイルゼミ小学生コースでのゲームの制限するための方法を紹介します。
目次
スマイルゼミ小学生コースのお楽しみ機能
スマイルゼミの小学生コースでは、講座をクリアするとスターを獲得することができます。
このスターを3つ獲得して学習したことを保護者に連絡すると、ゲームアプリ画面を開くことができます。
長くスマイルゼミで学習するために、お遊び要素も用意されているんですね。
講座の学習で獲得したスターは1つあたり3分のゲーム時間と交換ができます。
ゲーム以外にアバターのアイテムもスターと交換することができます。欲しいアイテムと交換するためには、コツコツと学習をしなくてはいけないんです。
厳選されたゲームアプリ
スマイルゼミではどんなアプリでも楽しめるというわけではなく、厳選されたアプリに限られています。
一般的なスマホやタブレットのようにどんなゲームでも遊べるわけではありません。
短時間で終わるシンプルなゲームで、RPGのような複雑なストーリーのアプリはありません。
低学年や未就学児でも楽しめるゲームばかりで比較的無害なものが多い印象がありますね。
ゲーム慣れしている子は面白くない
元々スマホアプリやテレビゲームでよく遊ぶ子からすると、スマイルゼミでできるアプリは面白さに欠けるかも知れません。
高学年の子や男の子には、ちょっと物足りないくらいのゲームですね。
【スマイルゼミのゲーム一例】
子供がゲームに夢中になってしまうための対策を紹介
勉強をさせたくて入会したのに、ゲームアプリばかり無制限でするようになっては本末転倒ですね。
一生懸命勉強していると思ってタブレットをのぞき込むと、ゲームをしていることもよくあります。
連絡メールで学習状況を確認しよう
毎日スマイルゼミに登録しているメールアドレスに、みまもるネットから子どもの学習状況が届きます。
これを見ると、どの講座を学習して点数はどうだったのかが一目瞭然です。
残念ながらどれだけゲームアプリを利用したか、時間を確認することはできません。
ですが学習しているかは確認できるので、勉強をしているのならあまりうるさく言いすぎないようにするほうが、勉強も頑張ってくれるかも知れませんね。
最低限、ミッションはクリアしよう
スターを3つ獲得するのはスマイルゼミでは意外と簡単です。スターが3つ貰える講座なら1つ学習するだけで終わってしまいます。新しい講座だと3つ獲得できるので、ぱぱっと終わらせたら5分程度でゲームができてしまうんです。
これではなかなか学習は進みませんね。
まいにちミッションで5つほどの講座が出てきますので、ミッションだけは必ず全てクリアするように伝えてください。
もし月末頃になっても終わっていない講座があるのなら、ゲームばかり無制限にしてミッションを毎日クリアしていない証拠です。
ゲームの制限時間を設定しよう
スマイルゼミでは、10分単位でゲームの制限時間を設定することができます。パソコンのみまもるネットにログインして、タブレットごとの設定ができます。
※タブレット端末やスマートフォンからもログインすることができます。
ゲームは本来は学習には必要のないことです。
またゲームの制限時間設定はスマイルゼミのタブレットからはできません。
家庭によってゲームの考え方はありますが、スマイルゼミ以外にもゲーム機があるのなら、制限時間は最初は10分からでも良いでしょう。
子どもにもよりますが、10分はゲーム時間としては十分ですよ。
ゲーム時間を長く設定しない
最初にゲームの時間を長く設定して、あとから時間を短縮すると子どもに文句を言われる可能性があります。ゲームが出来なくなれば、勉強にたいするモチベーションも下がってしまいます。ですので厳格にしすぎるのも危険ですね。
スマイルゼミに入会したら、ゲーム時間は最初は短めの設定にしましょう。我が家も最初は10分に設定していました。
子どもの様子を見ながら、勉強を頑張っているのならゲーム時間を長くしても良いですね。
みまもるネットで設定を変更しても、タブレットにすぐ反映されません。設定を変更した時には、タブレットを再起動して下さい。翌日に設定の変更は反映されます。
無制限に利用できるアプリがある
スマイルゼミにはゲームアプリ以外にも、お楽しみ要素があります。
それはカメラ機能、お絵かき機能、アバターなどです。
この3つはゲーム時間とは関係なく遊べてしまうため、ゲーム時間を短くしていてもタブレットを使い続けてしまいます。
中でもお絵かき機能は楽しいようで、小学生くらいの子どもは夢中になってしまいがちです。
タブレットの時間設定をしよう
勉強をしていないけれど、タブレットをつい使い続けてしまうという場合にはタブレット自体の時間設定をしてください。タブレットの時間設定もゲームの時間設定と同様にみまもるねっとで行います。
まずは使用できる時間帯の設定をします。夜遅くまで使い続けてしまう場合にもオススメです。夜20時以降は使えないようになど、制限をかけて下さい。
もう1つは、タブレットの1日あたりの使用時間を設定する方法です。
勉強時間が一日に30分程度なら、使用時間は1時間にすると無駄に使い続ける心配がありません。
時間が来ると勉強も出来なくなりますので、ミッションだけは先に終わらせるように声掛けして下さいね。
ゲームに夢中になってしまう時には?
時間設定やゲームの制限をかけても、勉強よりゲームに関心が強くなってしまうこともあります。
ゲームは出来ればさせたくないと考えている保護者の方も多いでしょう。
反対に、ゲームができないなら勉強する意味がない!という子も中にはいるでしょう。
タブレットは便利な勉強ツールです。
全国で休校になったことから、小中学校のタブレット学習も早く導入されると言われています。
これからは、便利な電子機器との付き合いを考えることも大切ですね。
タブレットはリビングで管理する
子どもが自室に持ち込んでしまうと、勉強をしているのか、だらだらタブレットを触っているのか分からなくなってしまいます。
スマイルゼミで勉強をするのは、リビングなど親の目の行き届く場所が一番です。
使い終わったら充電器とセットで保管できる場所を決めてみて下さい。
タブレットを使う時間帯は決めておく
いつでもどこでも学習できるのがスマイルゼミのメリットです。
でも長時間に渡ってタブレットを扱うことは、ゲームのしすぎ以外にも視力の低下も心配です。
長くても1回あたり1時間までに制限をして、その後は外遊びをするなど他のことをさせたいですね。
朝学校へ行く前の30分、夕方学校から帰宅して30分など、子どもと一緒にいつ使うかを決めてみて下さい。本体に設定をするだけではなく、使い方のルールを親子で守るようにしましょう。
アラームを使ってみよう
平日はあまり時間がないけれど、土日や祝日、休校中のようなお休みの時にはどうしてもタブレットと長く関わってしまいますね。
タブレット側で時間設定を細かく決めるのが大変だなという時には、市販のアラームを使ってみてください。
百円ショップに行くと、キッチン用品売り場でキッチンタイマーが販売しています。
タブレットを使い始めたらタイマーをかけて、鳴ったら片付けるという習慣づけをしてみて下さい。
スマイルゼミで学習した後の楽しみも作る
何かしたときに何でもご褒美制にすると良くないような印象もあります。
でも頑張ったことに対してリターンがあるのは、決して悪いことばかりではありません。
平日は学校から帰宅したら宿題とスマイルゼミに取り組み、ミッションが終わったらおやつを食べるなど学習した後にすることを決めてみましょう。
スマイルゼミ以外に目を向けさせることで、タブレットばかり触る時間を減らすことも出来ますね。
まとめ
小学生はまだまだ自己管理能力が低いので、楽しいほうへ流されがちです。
スマイルゼミは便利な反面、ゲームばかりで遊ぶようなデメリットもあります。
タブレットと上手に付き合える、ルールを守れるようになるまでは時間がかかります。
親子で上手にタブレットと付き合っていけるようにしたいですね。