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意外と知らない?子猫の成長には欠かせないキャットフード選び方
"人でも猫でも毎日の食事は大事です。それが成長期である子供の時期ならば尚更大切です。カロリーや栄養バランスなども考慮しなければなりません。しかし今や大人気の猫だけにキャットフードの種類も様々です。
ここでは子猫にも安心、安全なキャットフードの種類や選び方を解説していきます。
キャットフードの種類を紹介
ドライタイプ
水分含量が10%以下の物を指し触感や手触りからカリカリと呼ばれ猫の基本食となります。
水分量が少ないので保存しやすいのが特徴です。適度な硬さがあるので歯垢がつきにくく、口臭予防や歯周病予防になります。逆に子猫の時期は硬くて食べずらいこともあります。
ウェットタイプ
水分含有量75%以上のキャットフードです。缶詰タイプやパウチタイプ、アルミトレイなどの種類があります。
魚や、肉をほぐした物なので匂いが強く食感もあるので好んで食べます。
水分量が多い為、消費期限が短く保存向きのタイプではありません。また口に食べかすが残りやすいので歯石、口臭の原因になりやすいです。ドライタイプと比べると価格も少し割高です。
セミモイストタイプ
ドライとウェットの間くらいの半生の物です。開封後は要冷蔵・冷凍で未開封だと半年程度もちますが開封後は2週間程度が限度です。
また、同じ水分含量でも加熱発泡処理してあるものはソフトドライタイプと言います。
実際にキャットフードを選ぶ際のポイント
動物性タンパク質
健康のために必要な栄養素はタンパク質、炭水化物、脂肪、ミネラル、ビタミンです。子猫の時期は食べられる量が少ないので栄養価は高めのものが良いです。
エネルギー源の肉や魚などの動物性たんぱく質を与えましょう。高品質の肉や魚を使ったキャットフードは消化器の弱い子猫に大切です。
穀物の量
消化しにくい穀物は極力含まれていない物を選びましょう。商品に貼ってある原材料には多く使っている物から順番に記載されています。気を付けながら確認しましょう。
無添加を選ぶ
添加物には猫の体にとって必要な物ではありません。
しかし中にはペットフードという事で基準が甘く危険性があるものが入っている場合があります。添加物は天然由来の物を選びましょう。
スーパーやドラッグストアなどで販売されているような値段の安すぎるキャットフードには家禽ミールがかさ増しされたものが多いので注意が必要です。
原材料に肉類などの曖昧な表記してあるものでなく牛肉などのはっきりした表記のある物を選びましょう。
人気の子猫キャットフード
モグニャンキャットフード
原料の白身魚がメインのキャットフードで人口添加物、穀物共に不使用です。63%を占める白身魚は魚の香りが強く高たんぱく、低脂肪で消化や吸収率も高いです。
りんごやカボチャなども入っていて人工香料は使っていない完璧なキャットフードです。
賞味期限は開封後3ヶ月で1.5kgで通常3960円。定期なら3564円です。更に初回は50%OFFの1980円でお得に購入することができます。
カナガンキャットフード
無添加、穀物不使用でチキンを60%以上使用し野菜や海藻、ハーブ、サツマイモを使っていて猫に必要な健康食材を使っています。
賞味期限は開封後3ヶ月。価格は1.5kgで通常3960円。定期で定期3564円です。
シンプリーキャットフード
2016年にリニューアルしグレインフリーのキャットフードに変わったことで動物性タンパク質を大幅に増やし原料のサーモンは高タンパク低脂肪の食材です。もちろん穀物・人口添加物は不使用です。
賞味期限は開封後3ヶ月で1.5kgで通常3960円。定期は3564円です。
成長とキャットフードの切り替えについて
基本的に生後3~4週間を過ぎたあたりから子猫用離乳食をあげます。
生後7週間過ぎたあたりから子猫用のドライフードに変えます。
生後6ヶ月を過ぎれば大人の猫と同じ体になりますので高カロリーの子猫用のキャットフードに変えます。
そして目安として子猫用から成猫用へのキャットフードの切り替えは生後1年位と言われています。
そもそも子猫が成猫用のフードを食べても特に問題はありませんが、もちろん食べ続けるのは良くありません。
子猫用と成猫のフードの違いはそれぞれに含まれているエネルギーや栄養素の量であって栄養素自体に違いはありません。
子猫の時期は成長していくために高カロリーのフードを食べさせますが、成長が止まり大人になった成猫用のフードは低カロリーになっています。
ですので成猫が子猫用のフードを食べ続けているとカロリーオーバーになり肥満などの原因にもなります。
猫は1歳から6歳くらいまでの間、維持期と呼ばれる期間に入るのでそのタイミングでフードを切り替えるのが良いとされています。もちろん成長の早い猫などは1歳より前に切り替えるケースもあります。心配な場合は獣医さんなどに相談しましょう。
ここまで紹介してきた情報はあくまでも目安であり猫の種類やタイプよって異なりますので注意しましょう。