スタディサプリは家庭学習に便利です。
オンライン動画が見放題で、月額制なので塾と比べても圧倒的に安いです。
スタディサプリだけでも学習は可能ですが、学習効率を高めるためには、問題集を併用するのがオススメです。
(スタディサプリ小学生コースの会員は問題集はPDFで無料ダウンロードできます。)
目次
講師と一緒に問題を解こう
スタディサプリの算数では、まず講座で問題の解き方を学びます。
その後、例題が何問か出て最初は講師と一緒に解きます。
問題演習は理解しているかの確認なので、解説を聞く前にいったん動画を止めて、それから一人で解くほうが良いですね。
その章が終わる前に確認テストの形で、5問~10問程度出題されます。
その問題はスタディサプリの画面上で答えを選びます。最後に解き方の解説動画を見て終わります。
【スタディサプリの算数確認問題の例】
復習にはちょうど良いボリューム
スタディサプリは一つの講義の中でいくつか問題を解くことはできます。
だいたい15問前後の問題と、5~10問程度のまとめテストで構成されています。
ですがひとつの単元としては、問題数はかなり少なめです。
学校の授業の確認などのために、復習としてスタディサプリを視聴しているのなら問題数はちょうど良いくらいでしょう。
でも理解が遅い子や、先取りとして視聴している場合には少し物足りないです。
特に算数は、公式をしっかりと覚えるまで繰り返して解くことが大切な教科です。
塾代わりにするなら問題集が必須
すでに他に通信教育や塾に通っているのなら、スタディサプリだけでも問題はありません。
ですがスタディサプリ1本で予習・復習をしているのなら、問題集を別に購入したほうが良いでしょう。
反復して問題を解くことは、学習したことを定着させるためには欠かせません。そのためにはスタディサプリ以外の問題集を用意する必要がありますね。
問題集と併用がオススメの教科は?
スタディサプリは解き方の説明はされますが、問題数が少ないのはデメリットです。
学習したことを無駄にしないためにも、問題集と併用したほうが良いでしょう。
特に算数と英語は、たくさん問題を解いて解き方を覚えていく教科です。この2教科については問題集があったほうが、学習効率も高まります。
1つの単元が終わったら問題集を使おう
学習したことを定着させるため、1つの単元が終わったら問題集を解いてみましょう。
慌てて次に進むよりも、ひとつひとつを確実に進めていくことが大切です。
スタディサプリと併用する問題集の選び方
家庭学習をする時に、どんな問題集が良いのかたくさんある中から選ぶのは難しいです。
まず、子どもの理解度に応じてレベルを変えていく必要があります。
基礎問題から始めて、子どもの様子を見ながら応用問題の問題集を選んで下さいね。
学力に合わせた問題集選びを
難しすぎる問題集は、子どものモチベーションを下げてしまいます。
最初は欲張らず、簡単で問題数の少ない薄い問題集がベストです。
基礎的な問題を解かせたいのなら、1ページが5分程度で終わるようなプリント学習タイプが向いています。
ある程度の量の問題を解かせたいのなら、基礎的な問題はくもん出版の問題集、応用問題などハイレベルな問題はZ会の問題集がオススメです。
【市販の公文の問題集は基礎的な問題が多いです】
問題集は書き込まずに使う
子供のためにと思って、ついつい色んな問題集を買い集めてしまうことってありますね。
でも、実際には色んな問題集を解くよりも、何度か反復して解くほうが学力の定着には適しているんです。
学習する時には、問題集に直接答えを書き込まずに使います。
間違った問題には番号の部分にチェックを入れておきます。2回目以降は間違った問題だけ解いても良いですね。
子供のレベルに合わない問題集は?
子供の学力に合っていない問題集は、無理して使う必要もありません。レベルの高い問題集は子供の理解が深まってきた時や、テスト前などに使うだけにしてみましょう。
まとめ
スタディサプリは良い映像教材ですが、学習を定着させるためには問題集を併用することをオススメします。
市販の問題集が数多く出版されていますので、子供のレベルに合った問題集を購入して、書き込まずに繰り返し学習するとより学習効果が期待できます。
焦らずじっくり、学習していけたら良いですね。