小学生の低学年のうちはまだ塾なんて早い!と思っていても、中学年、高学年になると、そろそろ勉強を頑張ってほしいと思いますね。
小学生の勉強にはどんな方法がオススメでしょうか?スタディサプリ以外の勉強法を比較してみました。
目次
親は家庭学習にどれだけ関われる?
小学生のうちというのは、まだ自主的に勉強できる頃ではありません。
ほっておいて勉強できる子というのは、ほんの一握りです。「うちの子、勉強しなくて」というのは自然なことで特別なことでもないんです。
小学生の頃は、親が家庭学習にどれだけ関われるかは重要です。
共働きで忙しいなど十分に関わっていけないのなら、子どもだけで勉強できる教材や学習塾のほうが向いています。
・親が家庭学習に関われないなら塾や家庭教師がおすすめ
小学生の勉強に親が全く関われないのなら、学習塾や家庭教師のほうが良いでしょう。
この場合も、期待しすぎてはいけません。
講師がみていない日にどれだけ本人が頑張れるかで、成績の伸びは違ってきます。子どもに合った講師を選ぶことが大切ですね。
小学生の家庭学習には何がおすすめ?
学習塾に通ったり家庭教師を雇っていても、それ以外の日にどう過ごすかによって子どもの伸びは変わります。
家庭学習ではどんな種類の教材が良いのでしょうか。
安く済ませるなら市販のワーク
一番安く家庭学習をするのなら、市販のワークです。
市販ワークなら1冊で1年間使えますし、一教科あたり1,000円から1,500円程度で購入できます。
教科書に合ったものを選ぶことと、子どもの学力に応じたレベルのワークを選ぶことが大切です。
丸付けは親の仕事になりがちなので、手間は掛かります。
市販ワークは種類が多いため、どれを使えばいいのか迷いますし、その選択がとても難しいですね。
通信教材
通信教材だと毎月届くので1ヶ月の区切りがつけやすいですし、学校の教科書に合わせた内容なので届く順番に学習するだけです。
1か月分が約20~25日分に区切られていて1日あたりの学習量も分かりやすく、毎日少しずつ学習する習慣をつけるにはぴったりです。
ですがデメリットもあり、毎日コツコツ学習しないとどんどん教材が溜まってしまいます。ですから親が定期的にチェックする必要はあります。
添削問題がついているため市販のワークよりも高額で、月あたり3,000円から高学年だと6,000円ほど掛かります。
タブレット型教材
最近人気があるのが、タブレット型の通信教材です。
紙の教材のようにかさばらずに、教材が溜まらないため人気です。何より丸付けが自動でされるため、親のストレス軽減にも効果的です。
どんどん自分で勉強を進めていきたい子には向いています。
デメリットとしてはタブレット内の教材なので、ぱっと見てどれくらい教材を利用しているかが分かりづらい点です。
月額料金は一般的な通信教材と同程度掛かります。
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スタディサプリは他の教材とどう違う?
スタディサプリが他の教材と違う点は、学年や教科を問わず映像授業を視聴できる点です。
基本的に通信教材の場合、契約した学年の分しか利用できません。スタディサプリには学年の縛りがないため、好きな所から学習をスタートできます。
進級しても月額料金は変わらない
スタディサプリは現在は値上がりしたため、月額1,980円になりました。
ですがそれ以前から入会していた会員さんについては、値上がり前の980円のままです。
進級しても月額料金が変わらないため経済的にも続けやすいです。
教材は専用のテキストだけ
スタディサプリは通信教育とは違うため、毎月教材が届くわけではありません。
必要な教科の専用テキストを購入する、あるいはダウンロードして使用します。
冊子類が増えるわずらわしさはありません。
自由度が高いので積極性が必要
好きな学年、教科から学習できるのはメリットですが、自由度が高い分子ども自身に積極性が求められます。
自分からどの教科を勉強するか決めなければいけませんし、どれくらいのペースで学習するかも計画をたてることが大切です。
家庭学習には他の教材と併用がオススメ
小学生の場合、スタディサプリだけで家庭学習を全てカバーするのは難しいです。
子どもに合った教材と合わせて使用していくのがオススメの方法です。
まとめ
小学生の家庭学習は色んな方法があります。
子どもによって向き不向きがありますので、どれが良いのかしっかり見極める必要がありますね。