スタディサプリは映像授業なので、自宅で塾の授業を視聴することができます。
塾に行くと往復の時間も必要なので家庭で勉強ができるのは理想的ですが、小学生の低学年でも利用することはできるのでしょうか。
スタディサプリは小学4年生からの講座配信ですが、小学生低学年でのスタディサプリの使用方法を紹介します。
目次
映像教材は小学4年生からそろっています
スタディサプリは小学4年生の算数、国語、理科、社会から映像教材がそろっています。
右上の「講座一覧」を開くと学年ごとにどんな教科があるのかが分かります。
中学生になるとこの4教科に英語が加わります。また「資格対策講座」として英検、公務員、簿記などの講座も用意されています。
特別講座も含めて高3までの5教科の映像授業を、毎月定額制で見放題となっています。
教材自体は小4からしかありませんが、小学校の低学年でも会員登録することはできます。
学習者の登録をする画面では小1から選択することができます。
小学生は基礎講座と応用講座の2タイプ
小学生の講座では、基礎講座と応用講座の2タイプが用意されています。
基礎講座は小学校の内容を基本としていて、応用講座では中学受験を視野に入れているような子や通常の問題は簡単すぎる子に向いています。
両方を学習する必要はなく、子どもの学力や目標に合わせて基礎か応用か選ぶほうが良いです。
算数はさらに基礎入門編が用意されていて、学校で習う範囲のことをより丁寧に解説してくれています。
小学校の授業についていけない、先生の教え方で理解できない時にピンポイントで確認するのがオススメです。
スタディサプリ小学生講座数
小学生の講座は24~30講座程度なので、中学生と比べてもボリュームは少ないです。
2週間で1講座をクリアするくらいのペースだと、1年かけてじっくり進めていくことができます。
低学年からスタディサプリを使うならどうすれば良い?>
小学校の低学年から使うなら、理科と社会がオススメ教科です。
理科は身近なものや、疑問に答えてくれる教科なので「好き!」という子も多いですね。小学校の社会は、自分たちの暮らしている環境についてや、地域、日本について勉強します。
小4理科は植物、電気、月など自然や科学の分野まで広く扱っています。低学年の子でも興味を持って学習できる内容となっています。
小4社会では自分の暮らしをテーマにしているため、水や電気、ごみ処理、都道府県など広く社会について学習することができます。
【スタディサプリの小学校4年生理科の講座抜粋】
小学生の社会と理科の講座
小4理科の講座は24講、小4社会の講座は15講で構成されています。
小学校の低学年なら週に1回、1回あたり30分ずつ学習を進めていけたら十分ですね。
このペースなら1年で1学年を学ぶことができます。先取りとしても十分なペースです。
低学年ならテキストはなくても良い
小学校低学年の小学1,2年生は理科と社会の授業はありません。
まだ「勉強」としてよりは、自然や科学、自分の周囲の環境などに興味を持つことを前提として勉強したほうが良い時期です。
ですからただ動画を視聴するだけでも十分に効果があります。NHKの番組を観る感覚で始めてみても良いですね。
家庭学習を習慣づけるために
低学年はまだ勉強も簡単なので、家庭学習をしないという子もいます。
宿題はするけれど、自主学習までみる余裕がない家庭もありますね。
家庭学習が重要だと分かっていても、低学年のうちは学習塾に通う子も少ないです。スタディサプリで少しずつ勉強をする習慣を身に付けておくと、高学年に向けて安心できますね。
まずは1回に1つの動画から
低学年はまだ集中力もなく、長時間じっと座っていることができません。
時間が長くなるとダラけてしまい、勉強の効率も落ちてしまいます。
低学年は勉強の仕方や机に向かう姿勢などを学ぶ時期です。
ですからまずは、スタディサプリで1つの動画を視聴することから始めることをオススメします。
動画は長さはそれぞれ違いますが、1つあたり5分から15分程度です。週に1回、塾に通う感覚で曜日を決めて学習してみてはどうでしょうか。
まとめ
スタディサプリでは小4からの映像授業を観ることができます。
低学年でも会員登録して、動画を視聴することができます。
家庭学習の習慣づけや、先取りで社会や理科の学習をするために始めてみても良いですね。