
長い夏休み中、共働きの家庭は子供だけでお留守番したり学童に通わせたりします。
友達と近場で遊んだり、塾や学童と自宅の往復だけではかわいそうなのでしょうか。共働きでも夏休みを楽しむ方法を提案していきます。
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目次
まずは夏休みのお出かけの予定をたてよう
友達はみんなお出かけをするのに、自分だけどこにもお出かけできないのかと子供は不満を抱えたりするものです。
小学生や幼稚園くらいの子供が、親の事情を理解するのは難しいですよね。
ですから夏休みに入る前に、小学生の子供とどう過ごしたいかを計画してみましょう。
共働きの家庭だと、両親がそれぞれに仕事を持っていますので予定をあわすのは難しいです。
前半に1回、後半に1回、イベントを作っておくと子供の楽しみも増えますね。最初にどんなレジャーをするか計画しておけば、子供も楽しみにして過ごせます。
特別に豪華な予定を立てる必要は全くありません。
一泊の旅行は予定が合わないからできない、というような家庭でも夏休みのうち1回は少し遠出するようなお出かけの予定があっても良いですね。
共働き家庭での小学生の夏休みは?
学校がある時はまだ良いですが、親の目がないと子供は好き勝手に過ごしてしまいます。楽しく過ごすためにもルールはしっかり決めておきましょう。
ゲームやテレビはルールを決める
親が共働きだと、夏休みの昼間は子供はついだらだら過ごしがちです。でも何もかもをダメと言ってしまっては自由がなくてかわいそうです。
猛暑の中、屋外でばかり遊ぶことも難しいです。ですからゲームやテレビは時間を決めて、その範囲で遊ぶようにしたいですね。
ゲーム機は本体で使用できる時間制限をかけたり、あとから使用時間をチェックすることもできます。
毎日確認するのは大変ですので、1週間に1回程度は確認して声かけしてあげてください。
タブレットやスマホは便利なのですが、一日中使いっぱなしになってしまいます。「使用制限ができるアプリをインストールしておく」「元々使わせない」などルールをしっかり決めて下さい。
昼食はどうするの?毎日用意する?
学校がある時には給食がありますが、夏休みは給食はありません。学童に行くにしても、お留守番でも昼食は各家庭で準備しなくてはいけません。
毎日お弁当を用意するのって大変です。でも菓子パンやカップ麺ばかりでは栄養バランスも心配ですね。
低学年のうちはお弁当を用意する必要はありますが、中学年、高学年になったら少し自分で考えて用意できるようにしてみましょう。
1日あたり500円くらいを予算として、自分でスーパーに買いに行く、作るなど工夫をさせてみましょう。上手にやりくりできたら、おつりはお小遣いにすると決めても良いですよね。
夏休み中のお手伝いを決めよう
共働きの家庭では、元々子供も自立した考えを持っている子が多いですね。専業主婦のママがいる家庭よりも、お手伝いをする子が多いものです。
夏休みは時間もたっぷりありますので、子供にしっかりお手伝いをしてもらいましょう。お手伝いは子供の将来にとっても意味があることです。洗濯物を干すのは親、おろして畳むのは子供など分担して家族としての役割を担ってもらいましょう。
勉強する時間を決める
夏休みは自由研究や読書感想文、その他ドリルなどの宿題が多く出されます。毎日少しずつでもやらないと、夏休み終わり間際になって焦ってしまいます。
一日のうちで何時から何時までを勉強(宿題)の時間と決めてしまうのが、規則正しい生活のためにもお勧めです。
時間が余ったら二学期の予習や一学期の復習の時間もさせてみるとよいですよ。
私のおすすめはスマイルゼミ。スマイルゼミについての記事はこちらをご確認くださいね。
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友達と遊ぶ時のルールを決めよう
親の目が行き届かない場所では、友達と遊ぶ時のルールも決める必要があります。低学年のうちは、家の外で遊ぶ、お金を持ち歩かないなど心配なことはしっかり取り決めておきましょう。
友達の家に行く時のルール
お友達の家にお邪魔する時に持っていく用のちょっとしたおやつを常備したり、遊びに行っても何時には帰るなどルールをはっきりと決めておいて下さい。自分で時間を確認して行動する習慣づけも大切ですね。遊びに夢中になってもいいように、アラーム機能つきの時計があると便利です。
家を出る時には誰の家に遊びに行くなど親にメールなどで連絡をすることとルールを決めましょう。外出する時にはキッズ携帯やキッズスマホなど連絡ツールを持たせると、働いていても安心できますね。
共働きだとかわいそう?
「共働きだとかわいそうね」と周囲の人に言われることもあるでしょう。また、友達がどこに出かけたと子供が羨ましく話してくることもあるかも知れません。
親はそういう子供に対して、負い目を感じてしまうこともありますね。
家庭の数だけ、育児方針があって当然です。
ですから「共働きだからかわいそう」というのは当てはまりません。むしろ両親が働く姿を見ることで、子供は自然と親をサポートするようになります。「かわいそう」かどうかは、他人が決めることではなく、親である自分たちが決めることです。
むしろ子供が小学生のうちに共働きをするということは、将来増える教育費に備えることも出来ます。共働きがかわいそうというのは、全く古い考え方なんです。
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まとめ
共働きの家庭では、夏休みのような時期は何かと心配もありますね。トラブルのない楽しい夏休みにするためにも、親子でしっかりと話し合ってルールを決めておきましょう。全てを守るのは難しいとしても、安心安全な夏休みを送るためには欠かせません。
素敵な思い出をたくさん作れるといいですね。