初めてパパやママから離れてお泊りするのが年長での「お泊り保育」です。普段友達の家に泊まったことのないお子さんなら誰もが不安に感じますよね。
それはパパやママも同じ。自分の子供がちゃんと泊まれるのか心配になりませんか?そんな幼稚園お泊り保育の注意点についてまとめてみました。
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お泊り保育の持ち物は何を持っていけばいい?
幼稚園の年長では望むと望まざるに関わらず必ずという程あるであろうお泊り保育。パパやママと離れてのお泊りが全く初めてというお子さんも多いでしょう。
お母さんも必要以上に心配していまう方も多いかと思います。持ち物については幼稚園からもちろん細かくプリントなんかでお知らせがあるとは思いますが、それでも大丈夫かなと心配になってしまいますよね?持ち物についての注意点をかんがえてみましょう。
例えば“オムツ”なんて年長の持ち物にはないとは思います。でも、お泊り保育は子どもにとってはかなり非日常的な状況です。なので、恥ずかしいとか躊躇することなく“オムツ”を持たせるようにしても全然構わないですよ。子ども優先で考えて下さいね。
小学校の6年生の修学旅行で“オムツ”を持たせなきゃならないなんて児童も例外的にはいます。その場合だって全然OKなんですから。幼稚園児のお子さんには堂々と持たせてください。そして、先生に持たせたい気持ち、理由をしっかり伝えてくださいね。
他にも、特別に持たせたいなと思うものがあれば、率直に先生に聞いてください。幼稚園にいる時の生活と家で過ごしている子供たちは全く違っている場合もあります。そのことは残念ながら全ての先生は理解していないと思います。そこは当然です。
なので子どもたちのために先生方に伝えるのはお母さんたちの役目なのです。初めてお泊りするわが子の気持ちを最優先して勇気を出して何でも幼稚園、先生に伝えてください。
何がいけない禁止とかいうのは幼稚園児に対しては本当におかしいですよ。なのでダメ元でもいいのでとにかくお母さんが幼稚園、先生に伝えてください。
たかが1日と考えないでくださいね。子どもにとっては一生で初めての体験なのかもしれなのですから、とにかく子どもがその初体験を最大限に楽しめるように持っていくべきものは必ずお母さんたちが整えてあげてください。
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アレルギーがある場合の注意点。食べるものはどうする?
アレルギーがあるお子さんをお持ちのお母さんたちは本当に心配だと思います。喘息、アトピー、食物アレルギー。とにかく、命に係わる場合もあります。アレルギーを持つお子さんがお泊り保育に参加する場合の注意点について考えてみましょう。
食物アレルギーの場合は普段の幼稚園生活では除去食を用意してもらっているかと思います。日常ですと朝食、夕食は家庭で食べますから。50%以上は管理できるかと思います。
お泊り保育となりますと、100%幼稚園に食事を任せることになるのです。それはそれは心配ですよね。
アレルギーがあることに引け目なんかはこれっぽっちも感じる必要はありませ。絶対にやめてください。アレルギーがあることも個性に違いないと思ってください。
なのでまた堂々と3食安全な食品を提供するように、きっちと最終確認をしてください。それはパパやママの責任です。アレルギーのお子さんのことをまず最優先に考えてください。
お泊り保育は普段と違う、お子さんにもストレスが強くかかってくる状況なのです。それを想像して見て下さい。
ストレス状態ではアレルギー反応は強く起こる場合があります。そのことは絶対考慮してもらうように幼稚園、先生に伝えてくださいね。
食事だけではありません。寝る時もハウスダストとかダニが幼稚園で皆無なはずがありません。それなので、寝ている時アナフィラキシーとか起こさないように見守ってもらうように言うのはOKですからね。
初めて家じゃない所に泊るアレルギーを持つお子さんのことを最優先に考えてくださいね。
アレルギーのある園児はやはり生理的に色々なことに過敏だということは間違いないでしょう。それは個人によって色々だと思うので必ずお母さんたちが幼稚園、先生に我が子の家庭でのウィークポイントをしっかり幼稚園、先生に伝えること。これはお母さんたちの責任なのでどうかよろしくお願いします。
お泊り保育直前のお子さんへの声かけ
お子さんによってはすごく、お母さんや家族を離れて、「夜寝る」「朝起きて朝食を食べる」ときに不安を感じている場合もあるかと思います。その場合の注意点を考えてみたいと思います。
不安に感じているということは、マイナスなことばかりではありません。もし不安を乗り越えることができればお子さんにとってどんなにプラスになるかははかり知れません。
なので「行きたくない」、「ママがいいの」とかそういう負のメッセージをお子さんが発信してきたら絶対に否定せずにまずは受け入れてあげてください。お母さんたちだって初めての場所、初めての学校、初めての仕事、それはもちろん相当な不安でしたよね?それと同じようにお子さんたちも相当な不安をかかえていることは間違いないのです。
なので、まずはその不安を聴いてあげてくださね。「やだよね、行きたくないよね?」という単純な声掛けでも構わないと思います。そのように完全に受け入れてもらえることでお子さんの不安は間違いなく激減するのです。それだけで、ポンっと背中をたたくのと同じ効果があります。
注意点として絶対に「なんでそんなにいやなの?」とか「いやとかじゃなくて大丈夫」とかそういう声かけはやめてください。まずは「ちょっと無理という気持ち」を受け入れてあげて下さいね。
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まとめ
幼稚園での“初めてのお泊り保育”。まずはお子さんの立場になって幼児になってということですよ、想像して追体験してくださいね。そのうえでお母さんとしてやるべきこと、最良の声掛けを慎重に考えて下さい。彼、彼女たちにとって人生初のことなのですから。"