スマイルゼミの中学生コースは、漢検(漢字検定)を無料で受けることができます。
どのように申し込みをするのでしょうか?漢検に合格するためのスマイルゼミの活用法について紹介していきます。
目次
スマイルゼミの漢検は誰でも申し込めるの?
スマイルゼミは受講生なら、無料で漢検の受検申し込みをすることができます。ですが誰でも受けられるというわけでもありません。
スマイルゼミの中学生コースには、漢検ドリルという漢検対策のための講座が用意されています。その中にある「漢検チャレンジ」という講座を学習して、合格圏内の点数を取る必要があります。
【漢検チャレンジ】
漢検への申し込み方法とは
毎年漢検は年に3回検定がありますが、スマイルゼミで申し込めるのはそのうち6月に行われる漢検です。
4月中に締め切りがやってきますので、それまでに該当級の「漢検チャレンジ」で合格しておかなくてはいけません。
タブレットで漢検チャレンジを受けて受検資格を得たら、パソコンのみまもるネットの「サービスの設定」から保護者が申し込みをします。
後日、自宅に漢検の受験票が届きますので、あとは指定された受検地で漢検を受検するだけです。
受検会場がどこになるか分かりませんが、公開会場が指定されます。準会場などは指定されないため、お住まいの地域によると近辺に会場がない可能性もあります。それでも検定料がゼロになるのはうれしいですね。
スマイルゼミなら漢字検定2級までの学習ができる
スマイルゼミの中学生コースには漢検の10級から2級までの内容の講座が入っています。
2級だと高校卒業程度の漢字レベルですので、かなり先まで漢字の学習は可能です。
中学生からスマイルゼミを始めた人でもさかのぼって漢字の学習をすることが出来ます。今の学年だけではなく、一学年下の漢字からどれくらい覚えているか復習するのにもオススメです。
クリアしていけば上の学年の学習も可能
一年生の場合、スタート時点では漢検4級の内容を学習することが出来ます。下の学年についてはいつでも学習できるのですが、上の学年の漢検ドリルは今の学年の講座を全て終わらせた時点で開くことが出来ます。
漢検の受験自体は一年に1回しかチャンスはありませんが、漢字だけどんどん学習を進めていくことも可能なんです。
苦手問題を克服することができる
漢検というのは、ただ漢字の読み書きができるだけでは合格しません。読み書き以外に書き順や対義語、同異義語、部首など漢字に関連する問題が幅広く出てきます。
漢検ドリルはそれぞれ別の項目に分かれています。ですから苦手なジャンルを集中しての学習が可能です。
【漢検ドリルは様々なジャンルの問題が収録されています】
漢検に合格するには?
スマイルゼミには漢検ドリルがありますが、実はこれだけで漢字の学習が全て完結するわけでもありません。漢検に合格するためには闇雲に学習するだけではなく、スマイルゼミ+αが欠かせないのです。
基本は漢字はコツコツ書き取り
漢検の学習はスマイルゼミで可能なのですが、基本的な漢字の練習はまずはノートでしなくてはいけません。小学生コースの時には新出漢字を1つずつ学習できましたが、中学生コースにはありません。習う漢字の量も多いですので、定期テストの前に慌てて練習しても間に合いません。ですから日頃からコツコツと、書き取りをしていくことはとても大事です。
少しずつ漢検ドリルで実力を確認しよう
漢検ドリルでは、いくつかの項目に分かれていてそれぞれ10問ほどランダムに出題されます。まずはどれでもいいので学習してみて下さい。
ひたすら繰り返してトレーニングするだけでも十分ですが、間違えた漢字があったならその都度ノートに書き出します。
タブレットは多少雑に書いてもちゃんと正誤を判断してくれるんですが、これはメリットでもありデメリットでもあるんです。日頃からハネや払いをきちんと書くようにしていないと、実際の検定の時には減点される可能性があります。ですから、間違えた漢字だけはノートで書き取り練習をするようにして下さい。
スマイルゼミは間違えた問題を中心に反復してトレーニングする仕組みとなっています。間違えた漢字をノートで書き取り、漢字ドリルの講座を繰り返すことで着実に力をつけていけます。
漢検本番が近づいてきたら?直前の対策について
漢検の本番が近づいたら、まとめテストや漢検チャレンジにも積極的に挑戦していきましょう。
まとめのテストは本番の漢検に近い形で出題されます。漢検チャレンジでは本番のように制限時間が出ますので、時間配分も考えながらトレーニングしてみましょう。
まとめ
スマイルゼミは4月までに漢検チャレンジに合格すれば、6月の試験を無料で受けることが出来ます。
スマイルゼミ漢字検定だけでは漢検の合格には不十分で、ノートで何回も学習することも必要になります。
また、漢検チャレンジはどれだけ漢字を覚えているかの知識のアウトプットにも活用できますよ。
中学生の場合、漢検の資格は内申点にも加点が期待できます。高校受験でも有利になりますので、3年間のうちに少し先取りして3級あるいは準2級あたりを目指してみるのも良いですね。