うがい

1日にうがいを一回もしない人はいませんよね?

 

歯を磨いた後は必ずブクブクッぺのうがいをしますよね。あとは、ちょっと痰がからんだ時とか、喉が痛いとか喉に違和感がある時は、ガラガラッぺとうがいをするとスッキリしますよね。

 

でも赤ちゃんはガラガラッぺのうがいもブクブクッぺのうがいもどちらも出来ません。

 

うがいは赤ちゃんにとっては難易度の高い行為ですね。

 

ガラガラッぺなら喉に、ブクブクッぺなら口の中全体に水をためておかなきゃならないのですが、ミルクや母乳だけで生きている赤ちゃんなら、嚥下反射という口に入ってきた液体は全て飲み込むという生理的な反射行動が起こるので、水をためておくことは難しいことです。

 

それでも、生まれたばかりの赤ちゃん、母乳やミルクだけの赤ちゃんだって、親がうがいをさせてあげたいと思う時は多々あります。

 

ギャホン、ギャホン、ギャホンとものすごい辛そうな咳。こんなのは大人級って時もあります。

 

親としてはもう、口や喉だけ自分のと交換してうがいをさせてあげたいと思うほど心配になってしまいます。

 

こんな心配な時の解決方法について考えてみたいと思います。うがいができない赤ちゃんのために出来ることを見て行きましょう。

 

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赤ちゃんのうがいの必要性

ガラガラッぺの目的の一つに感染症の予防があります。

 

外から帰ってきて手を洗ってガラガラッぺをしていれば、外でくっついてしまったウイルスを少しでも減らすことが出来ます。

 

呼吸はしないと死んでしまうのは赤ちゃんも大人も同じです。赤ちゃんも外にいて息をしているだけで沢山のウイルスを吸い込んでいるのです。

 

そのウイルスを放っておいたら口から体内に侵入し病気を引き起こすことになるのです。なので、まだ口の中にある段階で水で洗い流してペッと外に出してしまえば病気にならなくて済むのです。

 

特に生後6か月を過ぎたころから赤ちゃんはお母さんから受け継いだ免疫が切れて、1歳になる位まで特にウイルスに対抗する免疫力がとても弱いのです。

 

それなので、ガラガラッぺと出来るようにさせてあげれば、赤ちゃんを病気から守るシールドが強まることは間違いありません。

 

うがいの代わりに出来ること

お母さんお父さんが見ていて辛い、ギャホン、ギャホンが連続して出るウルトラ級の咳。

 

これに対処するためのうがいであれば、ペッとする必要もないので、喉を湿らせてあげればいいのです。

 

水分を口に含ませてあげれば良いのです。飲み込んでしまっても一向に構いません。

 

乾燥した空気に喉が触れることで喉の表面も乾燥肌のような状態になります。

 

乾燥肌を保湿するように、水分を喉に振りかけて潤してあげることで喉の状態もプルンとしてウイルスに対抗できる健康な状態になるのです。

 

大人なら潤すだけで飲む必要はない水分なのでペッとしますが、出来ないなら飲んでしまっても潤されることには変わらないので、何とか水分を喉に降り注いであげてください。

 

離乳食が始まっていなくても、スプーンを舌で押し出すことがなければ、スプーンを口の中にチュッと入れてパラっと水分を降り注いであげましょう。

 

喉を潤すことが目的なので、だらだら口からこぼれても構わないので、コップで少しずつ口の中に降り注いであげてもいいでしょう。

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赤ちゃんのうがいの練習法

ガラガラッぺはもちろん、ブクブクッぺも口の中の全体の汚れを落とすのに必要なうがいなので、どちらも出来るように早くなってもらいたいものですよね。

 

2歳位になれば、練習なんかしなくたって牛乳やジュースまでガラガラ、ガラガラやる子は結構いるので、自然とその頃にはうがいが出来るようになっている子は多いです。

 

しかし、より早くうがいが出来るようになるためには家庭での取り組みが大事になってきます。

 

ことばの指示が入るようになっていないならば、お母さんお父さんがお手本を見せてあげて真似させて練習するのがいいでしょう。

 

1歳に近づくにつれて、お父さんやお母さんなど大好きな大人の真似っこをする子が増えて来ます。そんな特性にあやかって、うがいを真似させて練習させるのもいいですね。

 

改まった練習というよりは、お風呂場なんかで楽しく口の中に水をためて、ガラガラもしくはブクブクしてペッとする練習です。練習用のプラスチックとかの安全なコップをお風呂場に用意してもいいですね。

 

お母さんお父さんが大げさに、「ゴックンしないよ」と言いながら、大口を開けてコップの水をシャッと口に注ぎます。とにかくオーバーアクションでやってください。

 

ちょっとこばれてもいいのでおおげさにやってください。再度「ゴックンしないよ」と言いながら。「ガラガラガラガラ」とやって見せます。

 

大げさな大きな声で「ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ」とやり続けて下さい。そうすると、面白がって真似してくると思うので。

 

ブクブクッぺのほうは、とにかくお母さんお父さんが子どもの目を見ながら頬っぺたを高速に動かしてください。

 

余談ですが1秒間に3回のブクブク運動をするとほうれいせ線対策にもなるらしいです。

 

口の中で歯に水をバンバンぶつける感じです。ちょっと疲れる位の方が効果があります。子どもの見本にもなるし、自分たちの美容のためにものなるので、倍得しちゃいますね。

 

ちょっと矛盾した話にはなりますが、このうがいの練習絶対やらなきゃいけないってもんではないです。

 

うがいが早めに出来るようになるかは、個人差が大きいです。

 

保育園なんかに行っていればコップも早めに使い始めるし、お散歩や園庭遊びなど晴れていれば一日一回は外に出る場合が多いので、その度に保育士たちがうがいをしているのを見ていたりして、そんなのを真似して早めに出来るようになるのです。

 

なので、無理にこの練習家でやる必要がない場合もあるので、必要に応じてこの練習するかしないか考えてください。

 

というのも、最後の段階のペッ。これは、ぶざけて外の水道なんかでいつもいつもやってしまう子どももいますので、そうなるとデメリットの方が大きいということになってしまいます。

 

ペッの練習なんてお母さんお父さんが「やって」なんて言わなくても、こういうふざけてやるような子はすぐに真似してくるに決まっています。なので子供の性格を見極めてこの練習をするかしないかも考えるようにして下さい。

 

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まとめ

うがいの出来ない赤ちゃんのために出来ることを考えて来ました。赤ちゃんのうがいの必要性、うがいが出来ない間は口の中を湿らせてあげること、そしてうがいの練習についてお伝えしました。

 

口は人間の体の入り口です、うがいをしていつもこの入り口をきれいにし悪い物の侵入をシャットアウトする必要性は大人も赤ちゃんも同じですよね。

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