少子化とはいえ、やはり一人っ子はちょっとかわいそうだなとか、二番目はできたら違う性の子が欲しいとか言った理由で二人目を考える家庭は多いです。
一人目の時と同様に里帰り出産を希望している場合に、長男長女が幼稚園、保育園を長期欠席して大丈夫なのか心配になるお母さんは少なくないと思います。色々なケースで大丈夫なのか見て行きたいと思います。
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長男長女が保育園の1歳~2歳の場合
長男長女が保育園に通っていて、1歳クラス、2歳クラスに所属している場合は特に何の問題もない場合が多いです。
お母さんが里帰りして2か月位保育園を休んだ後、早速登園させて大丈夫なのかと小さい赤ちゃんを抱えながら悩んでしまうお母さんもいるかと思いますが殆どの場合大丈夫です。
お母さんと別れる時だけ大泣きしたり離れようとしなかったりして本当に困ったりします。仕事があるわけではないから、連れて帰るべきなんじゃないかと罪悪感を抱いてしまうなんて必要はありません。お母さんが行ってしまって暫くしたらケロっと泣き止んで一日楽しく過ごしているという子が殆どです。
ただ、例外はもちろんあります。里帰り中、出産や二人目の子の子育てで長男長女との愛着関係が極端に悪くなってしまったなんて場合はこれくらいの年齢でも問題も生じて来ます。
お母さんはまだ3歳にもならない乳児の長男長女と里帰りする場合は、祖父母に任せっぱなしとかにはしないで、二人目の子同様に里帰り先でも長男長女の子育てを意識的に継続しなければ危険です。
長男長女の方もお母さんの愛情が自分に向いているかどうかかなり特別に敏感になっている時期です。なので、意識的に彼らと関わる時間を持つようにしてください。
二人目の赤ちゃんはこの時期は寝ていることが多いので、その時間は長男長女と遊んだり関わる時間に絶対に使うようにして下さい。
そうしないと、保育園に預けられた時に長男長女が安定した精神状態で過ごせなくなってしいまう可能性があるのでそこは気を付けて下さい。
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長男長女が保育園の幼児、幼稚園に通っている場合
この場合だと問題が生じてくる場合があります。特に秋の出産の場合だと、保育園、幼稚園の運動会や発表会などの行事があるので練習に参加できなくなったりして可哀そうなことになります。
保育園、幼稚園の方ではもしも、練習期間と里帰り出産の期間が全くかぶってしまったなんて場合でも、出来る限りその子が参加できるように工夫して配慮しますので保育園、幼稚園側のことは考える必要はありません。
ただ、子どもの負担を一番に考えてみて欲しいです。突然来てみたら明日運動会、発表会の当日ですなんてことになったら可哀そうだと思いませんか?自分に置き換えて少し考えてみてください。個人差はあるでしょうが、ほとんどの子がかなりのストレスを受けることは間違いないでしょう。
特に年長なら最後の運動会、発表会になり保育園、幼稚園としても集大成としてスペシャルなプログラムを準備しているのでこれに参加できないとか、練習しないで参加しなきゃならないのは長男長女の人生にとっても穴があいてしまうと言っても過言ではないことだと思います。
なので、3歳以上の幼児の場合は里帰り出産をするかどうか慎重に考えた方がいいでしょう。一人目の時に里帰り出産がすごく快適だったという場合でも、長男長女の事を優先的に考えて他の方法を考えるべきかもしれません。
例えば、家にご両親にヘルプに来てもらうという方法もありますし、ご主人に育児休暇をとってもらう何て方法もあるでしょう。もちろん、出産直後はお母さんにとっても生まれてくる赤ちゃんにとっても無理は絶対禁物なのですが、長男長女に無理をさせてしまうかもということも忘れてはいけません。
出来る限り最善の方法を家族、親戚みんなで考えてみるようにしてください。
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その他のケース
里帰り先の地域で別の保育園に一時保育などで短期間入園できる場合もあります。長期に保育園を休ませるのがあまりにも不安とか、里帰り先でも長男長女の面倒まではちょっとみられないなどと言われた場合などはこんな選択肢もあります。
里帰り先の保育園で楽しく過ごして元気に帰って来るなんて子もいますので。里帰り先の自治体に問い合わせてみるのもいいでしょう。
まとめ
二人目の里帰り出産の時に、長男長女が保育園、幼稚園を長期欠席する時について考えて来ました。
乳児の場合は大抵は問題はありません。ただ、以前のような保育園生活が送れるように、二人目が生まれても長男長女と以前と同じように関わりを持つように気を付ける必要があるということでした。
幼児の場合は秋など行事があるときに里帰りの時期がかぶってしまった場合は、参加できなかったり、ろくに練習もできずに参加しなければならなくなったらとても可哀そうなので、里帰りするかどうかも含めて長男長女の生活の連続性について優先的に考えるべきということでした。
乳児であれ幼児であれ、その子が里帰り先で他の保育園に行くのが一番安定して生活できるようであればその方法も選択肢として考えることが出来るということも例外として提案しました。
産前産後はお母さんは体も心も余裕がない時期に間違いありませんが、二人目が生まれても、長男長女の子育てはずっと続いて行くことですから、その子が乳児だろうが幼児だろうがその生活を最優先に考えてあげてくださいね。