春になると新学期が始まり、子供たちの新しい担任の先生が家庭訪問に訪れます。この時期に気になるのが家庭訪問の時には先生に何を出したらいいのかということですね。
和菓子を出すのか、洋菓子を出すのか、それとも本当は出す必要がないのか悩ましいところですよね。
本記事では家庭訪問の先生に何を出したらいいのかについて紹介します。
目次
先輩ママに聞いてみよう
家庭訪問はその学校、幼稚園によってルールが決まっている場合があります。家庭訪問時のおもてなしについてNGの学校もありますので、学校からの配布物がある場合にはしっかり確認してみて下さい。
特別何も書かれていない場合は、各家庭の判断にゆだねられています。こういう場合どうしたらいいのか分らない時には、同じ幼稚園、学校の先輩ママに一度聞いてみるのが一番ですね。去年の状況を聞くことができる人がいれば、心強いです。
スポンサードリンク
お茶は基本は出さなくても良い
家庭訪問というのは、各家庭で10分程度が割り当てられています。先生は移動時間も必要になりますので、だいたい1時間に3、4軒の家庭を回ります。
10分というのは子供のことを先生と二人で話しする貴重な時間です。先生が訪問してからお茶を用意しているとそれだけでも時間のロスです。ですから無理に出す必要はありません。
また、お茶を出す場合には熱いものか冷たいものどちらにしようか迷いますね。お茶は天候によってどちらにするか決めると良いでしょう。
お客さんだからと熱いお茶を入れてしまうと、短い時間の中では飲めないこともあります。車で移動する先生もいますが、短距離の移動をするから自転車に乗る先生もいます。そういう状況だと、冷たいお茶のほうが喜ばれるかも知れません。
お持ち帰りすることも考えて和菓子を選ぼう
お菓子を出したいけれど、和菓子と洋菓子どちらが良いか迷いますね。先生の好みにもよりますが、洋菓子よりも和菓子のほうがオススメの理由があります。
お菓子を出したけど食べる時間がない、食べてもらえなかったには先生に持ち帰って欲しいと思います。ケーキだと持ち運ぶ時に崩れやすいですし、生ものなので賞味期限が短いです。一方、和菓子は日持ちの悪いものもありますが、包装済みの常温保存が可能なお菓子が多いです。。
またケーキのように形が崩れてしまう心配はありません。先生が、他の家庭も回ることを考慮しても和菓子のほうがオススメなのです。
もし先生がお菓子を食べなかった時には、帰り際に手渡ししましょう。先生に出す分のお菓子以外に、玄関先でさっと手渡しできるようにあらかじめ小さな紙袋に入れて用意しておくとスムーズです。
スポンサードリンク
そもそもお茶菓子は必要なの?
お茶が不要でも、家庭訪問のお礼にせめてお菓子を出したいと考えるご家庭もありますね。
お茶を出さないのに、そもそもお菓子を出す必要性もありません。もし出さなかったとしても先生はそれに対して何か思うこともありません。
お茶を出さないのなら、お茶菓子がなくても問題はありません。
何も出さなくても失礼ではない
お茶やお菓子は原則は「出さなくても失礼に当たらない」のが家庭訪問です。なぜなら全ての家庭でお茶を出されたら先生はひたすらお茶ばかり飲まなくてはいけません。そういうことを考えても、お茶をあえて出す必要はないということなのです。
また豪華なお茶菓子も実際には不要です。何も出さないから家庭の印象が悪くなるような心配もありません。出さないというのは、先生に気を遣わせないということでもあります。相手の立場に立って考えたら、豪華なケーキを出すほうが気を遣わせてしまうということです。
先生が口をつけなかったのはどうして?
せっかく用意したのに、一切口をつけずに帰る先生も中にはいます。先生によって家庭訪問時の対応は異なりますので、「去年の先生は食べてくれたのに」という事も実際にはあります。
おもてなしする気持ちだけは頂くけれど、お茶やお菓子は頂かないと決めている先生もいます。口をつけなかったのは学校の方針というよりは、先生自身がどの家庭においても同じような対応を心がけているからです。
例えば、Aさんの家ではケーキを食べたのにBくんの家では食べてくれなかったというようなことがあると、不平等感が出てしまいます。そういうことまで先生が配慮しているということも考えられます。
ですから先生が口をつけなかったとしても、あまり気にしすぎないのが一番ですね。
スポンサードリンク
まとめ
お茶やお菓子を出すべきか、どうするべきか迷うことはよくありますね。
用意するのもしないのも、どちらが正解とは実は言えないものです。
持ち帰りも考慮するなら和菓子、また何も出さなくても問題はありません。
あまり派手にもてなしすぎず、あなたの学校の事前説明も確認の上さりげないおもてなしを心がけて下さいね。