1歳半検診

1歳6か月児健診、いわゆる1歳半健診は3歳児健診、就学前健診に続く、親子が同じ地域の同年代の子と一同に会する健康診断のスタートゲートになります。

 

母子保健法で定められているので1歳半を過ぎると全員に通知が届き、親が連れて行くことになります。

 

一緒に届く問診表の質問を見たとき愕然とするお母さんもいるのではないでしょうか?「出来るワケないじゃない!」ウェーッて感じで。この質問全然気にしなくて大丈夫ですよ。でも腹立たしくは思わないでください。ちゃんと意図があっての質問なので。

 

とにかく、避けて通れない1歳半健診。避けたいのはお母さんだけなのです。子どものためにも快く参加するために、何で意思に関係なくもろともに全員受けなければならないのか?1歳半健診の目的そしてお母さんはどういう心構えで出席すべきなのか考えてみましょう。

 

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1歳半健診の目的は何か?

まず、1歳半になるのはお母さんではなく可愛いお子さんです。なので、お子さんにとって大事な健康診断であることは間違いありません。特にお母さんが気になりそうな項目をピックアップしてその目的を見て行きましょう。

 

身体測定(体重・身長)の目的

身体測定は年齢が上になるほど雑になっていくのは間違いありません。雑と言うと何かですが回数の問題ですね。

 

保育園の時は身長や体重を毎月計りますが、中学になると1年に一回しか計らない地域もあります。これは、身長と

 

体重の伸びが年齢が低ければ低いほど健康のバロメーターになるからです。もちろん、一歳半検診でも健康チェックの中心的役割としてやります。

 

この検診の体重と身長の計測の目的は何かと言えば、極端に大きすぎる子、逆に小さすぎる子を見つけてアドバイスすることです。

 

母子手帳の成長曲線の帯の中に入らない場合で沢山はいないです。

大きすぎる子は体重の方がより問題で重い場合は大人と同じく肥満という場合もあるので、その時は食生活についてのアドバイスもあるでしょう。

 

小さすぎる子は体重が少なければネグレクトなどの虐待がないか話があるでしょう。身長の場合は低身長になる先天的な病気の場合があるので、病院に行くようにすすめられることもあるでしょう。

 

大きすぎる、小さすぎる場合は増え方をみる必要があるので、普段から成長曲線にチェックを入れて子どもの体重、身長を観察しておくことが必要です。

 

“少し小さい”、“少し大きい”とかは何の問題もありませんので、周りの子たちと必要以上に比較するのはやめましょう。沢山来ているのでこの“少し”の子を持つお母さんはすごく気になるとは思いますが自分の子が一番ちょうどいい身長体重だと思っていて問題ないですよ。

 

診察の目的

計測ではなく、子供や親に質問をしたり、体の動きとかを医師が診察します。そして提出した問診票のアンケートを見ながら質問します。

 

その場で子供に直接絵を見せて指さしさせたり名前を答えさせたりして認知や言葉、コミュニケーションの発達を見る場合もあります。音声や言葉を発すること、目の動き体の動きなど総合的に観察していきます。

 

微細運動、手先の運動については積木を積むとかなぐり書きさせるとかいった方法でみていきます。

自然に遊んでいる所をみるというやり方の所なら歩行している姿とかを医師が観察して粗大運動、全身運動についても確認する場合もありますが、まだ歩行が完成していないとかでもそれだけでは問題ではないので歩き方とかだけ見るということはないでしょう。

 

微細運動と認知(ことば、コミュニケーション)とかにちょっと遅れがある場合で歩行も遅れているという場合は特に粗大運動、全身運動についての観察があるでしょう。

 

この診察の総合的な目的はやはり、特に発達の遅れがあるかどうかを見ることです。アスベルガー症候群などの自閉症やADHDといった発達障害は早期発見がその後の成長のためにすごく有効です。それを発見するのもこの診察の目的です。

 

この健診ではっきり診断されることはまずないでしょうが、わずかな兆候を医者や保健師などの専門家が気付く場合はあります。その場合はすごく幸運で、あの時行って良かったということになるでしょう。

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1歳半健診に行く前のお母さんの心構え

1歳半健診はお母さんと子ども両方のために自治体が無料でやってくれるサービスと思ってください。この無料サービス、どうせ行かなきゃならないんだから絶対有効活用してください。

 

送られてきた問診票を書くところからサービスはスタートしています。普段の赤ちゃんの様子をよくよく思い出して真剣に答えてください。

 

もしも、分からないという項目があるなら少し普段から観察が足りないと思って気を付けてみるようにしてみて下さい。赤ちゃんのことがもっと分かるようになってくるかもしれないです。

 

全て″はい”と答える必要なんか全然ないので正直に“いいえ”も付けてくださいね。現状をしっかり伝えるためにとても重要なことなので。

 

問診票とは別にお母さん自身が子育てで困っていることを振り返って整理しておいてください。多分、何もないという人はいないでしょう。どんな些細なことでもいいので自分のため赤ちゃんのために短い時間でしっかりアドバイスを受けられるようにきちんと整理しておきましょう。

 

毎月何百人という赤ちゃんとお母さんに向き合っている医者や保健師はまさに一歳半健診のエキスパートです。自分では思いもつかなかった解決策がもらえたり、未来につながる些細な兆候を発見してもらえたりするかもしれないです。

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まとめ

一歳半健診の目的は身体測定については大きすぎる小さすぎる子を見つけてアドバイスすること、診察の目的は障害の兆候を指摘することも含め、その子の発達の現状についてお母さんに理解してもらうことです。

 

一歳半健診に行く前にお母さんがすべきことはそのサービスを最大限に活用するために普段の自分の子育てを振り返りながら丁寧に問診票を書くことと、自分の子育ての問題点や現状を整理しておくことです。

 

一歳半健診を前にお母さんが不安に思っていたことは何でしたでしょうか?指さして「これは何?」と聞くと全部「ワンワン」しか言わないこと?それは大きな問題ではありません。

 

一歳半健診の準備ができたらSMAPの「♪世界で一つだけの花」を心の中で歌いながら出発しましょう。

 

まさにあなたの赤ちゃんは“世界で一つだけの花”に他ならないのですから。一歳半健診でその花をお母さんと赤ちゃんで咲かせましょう。

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