小学生の男の子はいつから財布を持たせてもよいのか疑問に思いませんか?
私の子供も小学生の男の子がいるのですが、いつから財布を持たせてよいかいろいろと調べてみました。
やり手のお母さんは、年長くらいから既に財布を持たせ少額のお金を管理させ、少しずつお金に対する基本的な知識や使い方を教えて行く。今回検索しているお母さんは当時そんなことを考えもしなかったでしょう。
そして、小学校何年生かは分かりませんが、この位の男の子に財布を持たせて大丈夫なのか?その答えを探しているのではないですか?
いつから?という明確な答えを見つけるのは難しいと思います。
何年生からとかじゃなくて、ちゃんと財布を失くさないように管理出来て、中のお金の使い方も分かっている。そうなった時が“いつから”になるのだと思います。
先ほど触れたやり手のお母さんの子なら、すでに一年生から財布を持ち歩いて行動しているでしょう。
なので、“いつから”の答えを見つけるのは、今のお母さんにとってはナンセンス問題の解決にはつながりませんね。
どんな理由でお財布を子供に持たす必要があるのかは人それぞれですが、明日から安心して息子さんに財布を持たせるための3つの方法をお教えします。
この3つの簡単な方法によって、頼りないと思えるように育ててきてしまった息子さんに財布を持たせて笑顔で送り出せますよ。
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小学生の子供に安心して財布を持たせる3つの方法
財布にチェーンを付ける
財布を持たせるのが不安になる一番の理由は、紛失するのではと思うからではないでしょうか。
この不安は簡単に解決できます。財布にチェーンをつけて鞄にくっつけてしまいましょう。
大人でも盗難防止でつけているという人はいると思いますが、子供の場合は置き忘れ防止が主な目的になります。
財布単体よりも置き忘れの可能性がぐっと減ります。
家の中でもどこに置いたか探し回る必要がなくなります。
私立の学校に通っていたりして、ランドセルに付けている場合、習い事に行く時に財布が必要な場合はチェーンごと付け替えます。とにかく、財布は何らかの鞄と一体になっていると家の中でも探す場所の選択肢が減って「ないないない」の大騒ぎがなくなります。
いわばチェーンやストラップを鍵につける役割と同じですね。
チェーンは100均で買うことが出来ます。チェーンじゃなくてもストラップの様なものでもいいかとは思います。
財布の中身は使う分だけ入れる
次に財布の中身は使う分だけ入れるように説明します。
例えば、ディズニーランドに行くと言う場合なら、漠然と10000円を入れて渡すとかじゃなく、子供自身にきちんとどんなものに、いくら使いそうなのかイメージさせてリストアップしてもらいます。
昼ごはん、夜ごはんで3000円、お土産で3000円、交通費2000円とかいった感じにです。
大人が計算してしまうのではなく、分かる範囲で子供自身にイメージさせて計算してもらうことが大事です。
(※)交通費はお金を渡すのではなく、Suicaなどの電子マネーなどにあらかじめチャージする方法もあります。
ディズニーランドに行くのが初めてとかで全然イメージ出来ない場合も、出来る限り細かく親子で考えて、自分の決めた計画のお金が入っていることを納得してもらいます。
このプロセスはとても大事なので時間を惜しまず丁寧にやって下さい。マネー教育にもなりますよ。
財布は命の次に大事なものと洗脳する
洗脳と言うとちょっと怖いですが、それくらい強く頭と心に財布が大事だということを刷り込んで欲しいと言うことです。
あなた自身の持ち物の中でも一日中注意を払っているものの中に財布がありますよね。大人はお金を扱う、買い物するという経験から財布イコール大事なもの、いわゆる貴重品と理解しています。
でも、経験と知識の少ない子供にはそれをすぐに理解することは難しい場合もあります。
ディズニーランドに行く場合なら、大金が入っているので理解しやすいかもしれません。
でも、どんなに少額が入っている場合もお財布は大事、貴重品と覚えさせてあげて下さい。
この場合は、少し手荒い手法でもいいと思います。
「この財布は魔法の財布でなくさなければお金が増えることもある」と言ってみたり、「この財布は特別な力を持っているんだよ」とか、ちょっとわけの分からないことでも何でもいいので、子供たちが貴重と思っているおもちゃ以上に大切な物だということを潜在意識にまで刷り込んじゃいましょう。
これは、年少であればあるほどやりやすくはなります。持たせ始めの頃だけでいいのでやっておくと、おのずとお財布と中のお金もろともに貴重だということを、スポンジに液体をかけた時のように精神にジワジワしみ込ませることが出来ます。
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マネー教育の裏ワザ
これは、ちょっと荒技ですが、一回財布を落としたり失くしたり失敗させることで、お金の価値や財布の大切さを身をもって分からせらる方法があります。
ちょっとこの子には財布はまだ到底無理という場合にも、思い切って持たせてしまうのです。
もちろん、上の3つのステップは踏んで下さい。
財布を失くしてきた場合、親の方にも損害は伴いますが、一回の経験によるマネー教育の効果はとても大きいです。
失くした場合はしばらくはお金も財布も与えないなど、心を鬼にした制裁は必要になります。
その制裁によって、お金がないと何も買えないという苦痛など、痛みを通してお金の価値や財布の大切さを身をもって知ることができるのです。
やり手のお母さんのマネー教育の結果にグーンと近づけるかも知れないです。
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まとめ
財布を初めて持たせるときは、
- 財布と鞄をチェーンでつなぐ。
- 中に入れるお金は自分で納得した使う分だけ。使う内容について自分の口で説明させる。
- 財布は大事なものと思い込ませる。
この3つをやって下さい。
そして、財布をなくすことも、立派なマネー教育になるので、おおらかな気持ちで男の子が財布を持つことを見守って欲しいです。