4歳から5歳になると、鉄棒の逆上がりを覚える年齢です。
回りの子供が逆上がりができるのにうちの子だけできないのはなんでだろう?と心配になっていませんか。
本記事では4歳から5歳の幼児に逆上がりをさせるためのポイントについてお伝えいたします。
スポンサードリンク
幼児に逆上がりさせる大切なこととは?
幼児に逆上がりをさせるのに大切なことは鉄棒を楽しんでもらうことです。
幼児の気持ちはコロコロ変わっていくので鉄棒が楽しくないと思ってしまえば鉄棒をしてくれなくなります。そこでまずは鉄棒に慣れさせることから始めましょう。
簡単なことから始めるといいので、ぶら下がったり前回りをしたりして鉄棒は楽しいと思わせると色んな事をしてみたいと思うようになります。鉄棒が楽しいと思わせたら、親がお手本で「こんな技があるよ」と逆上がりを見せます。興味を持ってくれたら次のステップの逆上がりのコツに進みます。
幼児に逆上がりをさせるコツ その1
まずは鉄棒の握り方です。握り方は手の甲が上になる順手と手の甲が下になる逆手があります。
どちらの握り方でもかまいませんが、子供が迷っていたり聞いてきたりしてきたとにだけ鉄棒の基本の順手を教えてあげましょう。
次に逆上がりをするためのコツとしてタオルを鉄棒に巻いて回りやすいようにしてあげましょう。
タオルがない状態だと手と鉄棒がグリップしてしまい回りにくい状態になります。タオルを巻くことにより鉄棒が滑りやすくなり回りやすくなります。注意点として手が離れてしまっては落下してしまうことがあるのでしっかり握れるかの確認と親が寄り添ってあげましょう。
次に教えるのが助走と蹴り上げです。助走と蹴り上げのタイミングが合えば腕の力を使うことがなくて逆上がりをすることができます。助走と蹴り上げでどのくらい回れるかを見てあげましょう。蹴り上げのタイミングが早かったり遅かったりする場合は回るのに1番力が伝わるタイミングを教えてあげましょう。
次のステップとしてお腹に鉄棒を引きつけることを教えてあげましょう。助走と蹴り上げをしても逆上がりするための回る力にならなければ逆上がりをすることはできません。そこで蹴り上げのタイミングから鉄棒をお腹に引きつけることにより鉄棒を回るための力になります。最初は難しいと思いますので親が補助してあげてコツをわかってもらいましょう。
蹴り上げのタイミングでお腹に鉄棒を引きつけることを教えたら、蹴り上げのタイミングで背中を軽く持ち上げるようにしましょう。すると鉄棒がお腹に近くなるので回りやすくなります。初めのうちは回ってしまうまで補助してあげて、コツをつかみ出したら少しずつ補助する力を弱めていきましょう。段々とできるようになってくれるはずです。
もし踏み台などがあるのなら踏み台を使用して逆上がりのコツを知ってもらうのもいいと思います。注意しなくてはいけないのが練習をやり過ぎてしまい疲れてしまうことです。
幼児は体力があまりないので続けて練習させてしまうと疲れにより回れなくなることがあります。練習の間には休憩を入れてあげて疲れが溜まらない状態を作ってあげましょう。
もう一つの教えるコツとして蹴り上げのタイミングで後ろの景色を見るようにさせましょう。失敗する原因に後ろの景色を見るのではなく空を見上げてしまうことにより力が伝わりにくいというこもあります。
後ろの景色を見ることにより回る力が伝わりやすくなります。蹴り上げのタイミングで空を見上げてしまう時には後ろに何か目印を置いて、後ろの目印を見るようにして逆上がりさせましょう。
幼児に逆上がりをさせるコツ その2
少し年上の子供に逆上がりを見せてもらうのも子供が逆上がりをしてみたいと思うようになります。幼児にとって少し年上の子供は憧れの存在になっていることが多く憧れのお兄ちゃんやお姉ちゃんに逆上がりを見ると自分もやってみたいと思うようになります。
親や大人になると年が離れているので幼児にとってはできて当たり前の存在になってしまいます。近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるのなら一緒に遊んでもらって逆上がりを見せてもらいましょう。
スポンサードリンク
継続して練習させることが大切
中には1日で逆上がりできるようになる幼児もいますが、数日間練習することにより逆上がりできるようになる幼児もいます。
鉄棒が楽しくないと思ってしまえば逆上がりに挑戦してくれなくなるので、練習初日にできるようになる必要はなくて、また後日に練習させましょう。
子供にとって成功体験は大切なことで成功体験があることにより様々なことに挑戦してくれるようになります。逆上がりが成功することにより鉄棒以外の他のことに挑戦したいという気持ちもでてきます。もし逆上がりができなくても別の日に練習をするといいので継続して練習させてあげましょう。
スポンサードリンク
自宅での練習方法
逆上がりの自宅で出来る練習方法として親にぶら下がるというのも腕の力の使い方をわかるための方法です。
腕にぶら下がらせてあげて、ぶら下がれるようなら鉄棒にぶら下がれることにつながるので力の使い方がわかる練習方法になります。子供とのスキンシップにもなるので腕にぶら下がらせることをさせてあげましょう。