出産して初めての帰省を検討中の方で、いつからなら赤ちゃんを連れて、遠方の実家に帰れるのか悩んでいる方は多いはずです。
でも赤ちゃんを連れての帰省はいつからなら大丈夫なのでしょうか。どんな方法があるのでしょうか。
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目次
赤ちゃんを連れていつから帰省してもいいの?
赤ちゃん連れの帰省は想像以上に大変です。産まれる前とは比べ物になりませんね。
いつでも帰省をすることは可能ですが、赤ちゃんとパパやママの負担を考えたら「赤ちゃんが首すわりをしてから」帰省するのが一番です。首すわりをする前の赤ちゃんを連れての長時間の移動は、赤ちゃんにも負担があります。
ですから赤ちゃんの首が座る生後3~4ヶ月以降に帰省を考えたほうが良いですね。
赤ちゃんを連れての移動での対策
赤ちゃんを連れての帰省というのは、一番心配なのが長時間の移動です。電車の中でグズったらどうしよう、高速道路を走っているとすぐに停車できないので困ります。帰省をしたい気持ちがあっても、そう簡単なことではありません。
いきなり長時間の移動をする時には、その前に短距離の移動に慣れておくことが大切です。そのほうが親も心構えができますね。片道1時間くらいの距離に一度出かけてみましょう。すると移動時の対策も考えやすくなります。いきなり遠出するのではなく、少しずつ慣らしてみてください。
電車での帰省は1~2時間まで
赤ちゃんを連れての帰省をするのなら、(移動する距離にもよりますが)電車よりも車での移動のほうが楽です。電車でも1~2時間くらいなら良いのですが、これ以上長くなるとおむつ替えや授乳などの必要も出てきます。
よほど慣れていないとママにとってもストレスになりますし、到着した頃にはママも赤ちゃんもぐったりしてしまうでしょう。
それでも電車を選ぶ場合にはどうしたら良いでしょうか
赤ちゃんがいると荷物も自然に増えてしまいます。大きなバッグを持っての移動は大変ですので、もし電車を利用する場合には片手でも畳めるようなバギーを持っていくと便利です。
帰省先にあらかじめバッグを宅配便で送っておくのもおすすめです。
電車に乗る前にバギーは畳んで、抱っこ紐に変えておきます。電車内では空いていても、バギーやベビーカーは畳んだほうが安心です。
抱っこ紐だとママと体が密着するので赤ちゃんもすやすやと眠りやすく、グズり対策にもなりますね。
低年齢の赤ちゃんは寝ている時間を狙う
0歳児の場合、一日のうち寝ている時間もとても長くなります。なので赤ちゃんの生活リズムに合わせて寝ている時間を狙って移動するのが一番です。お腹がいっぱいでおむつがキレイなら、赤ちゃんは移動の揺れのおかげで眠りやすいです。
親の都合ではなく、赤ちゃんに合わせることが大切です。遠方で何時間もかかる距離の場合、思い切って夜出発するのもオススメです。夜中のうちなら睡眠時間も長くなるので、休憩が少なくても帰省しやすくなりますね。遠くへ帰省する時には夜間のほうがパパママも楽でしょう。授乳の時間に合わせて休憩を取ってくださいね。
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車での移動は休憩を適度に挟む
赤ちゃんはあまりぐずらない子でも、長時間チャイルドシートなどに縛り付けられているとグズグズと泣き出すことがあります。
大人でも長時間の移動って疲れるものですから、赤ちゃんならなお更ですね。
1~2時間に1回は停車して休憩して、仮に赤ちゃんのご機嫌が悪くなくても一度チャイルドシートから降ろしてあげてください。外の空気を吸って気分転換すれば、赤ちゃんの機嫌も改善します。休憩に合わせてオムツ替えや授乳も済ませましょう。
快適な環境をキープしよう
車での移動の時に、気をつけたいのがチャイルドシートの中の環境です。赤ちゃんは大人より汗っかきですので、長時間乗っていると(夏場の場合は特に)背中やお尻が汗でびっしょりになってしまいます。
冬場は車の中を温めすぎないように、車内では赤ちゃんを薄着にして、場合によっては靴下も履かせないほうが良いですね。風邪をひかせたくないからと厚着をさせてしまうママほど、知らないうちに赤ちゃんが汗をかいているので要注意です。
夏場はエアコンをつけていても車内が暑くなります。赤ちゃんの背中に保冷剤を挟んだりして、快適さをキープするように心がけて下さい。
オムツも蒸れてかぶれる原因になりやすいです。おしっこだけではなく汗にも注意して、こまめに取り替えて下さい。
赤ちゃんがぐずったときの対策
移動の時にはグズり対策は欠かせません。家ならどうにかなるけれど、外出先でグズってしまったら慌ててしまいがちです。赤ちゃんがグズるのはいつもと違う環境に慣れない、眠れない、不快だからです。
一度グズってしまうと赤ちゃんはもうチャイルドシートに座りたがらないかも知れません。そういう時はもう開き直って、一度車から降りてみましょう。予定通りの時間に帰省することは出来ませんが、赤ちゃんのリズムに合わせて休憩するのが一番ですね。
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まとめ
近場の帰省ならまだ良いですが、中距離への帰省は色々と気を遣いますね。持ち物もおむつやミルク、漏らしてしまったときの着替えにベビーシャンプーやボディソープ、お気に入りのおもちゃなどたくさんの準備が必要です。
どれだけ準備万端にしても、予想外のことが起こるものです。慌てずに、時間に余裕を持って、赤ちゃんのペースに合わせて行動するようにしましょう。