赤ちゃんはとても汗っかきなので、夏の猛暑の日には真っ赤になってしまいます。
そんな時には是非水遊びで気持ち良く過ごさせてあげたいと思うものです。
赤ちゃんを水遊びさせてあげるのはいつからがおすすめなのでしょうか。
月齢と赤ちゃんを水遊びさせる上での注意点を紹介します。
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目次
水遊びできる時期の目安とは
赤ちゃんは非常にデリケートですので、一定の時期になるまでは水遊びは控えましょう。
少なくとも首が座っていない生後3か月頃までは、水に浸かって遊ぶことはおすすめしません。
どうしても暑くて可哀想だと思ったら、ぬるま湯でシャワーを浴びさせるだけでもスッキリとします。
首が座る様になってから
赤ちゃんは生後4ヵ月頃になると首が座る様になります。
この時期になれば、自宅のお風呂やビニールプールで水に浸かって遊べます。
但し動き回ろうとしてゴロンと転ぶと浅いプールでも溺れてしまう危険性があります。
まずはママが抱っこをするか支えるなどして座らせて水をかけてあげることから始めます。
お風呂の場合は身体が浮かぶ様にするとママの腰への負担が軽減します。
外での水遊びは生後8月を過ぎた頃から
生後8ヵ月頃になると、水に浸かりながら座って居られる様になります。
この頃になれば5センチ~10センチの座って脚が浸る程度のプールで遊べるようになります。
幼児用のプールで遊べるようになるのはこの頃からです。
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水遊びをさせるステップ
初めての子育ての場合、ママがまだ水遊びをさせることに慣れていません。
いきなり公園のプールに連れて行くと想定外のアクシデントが起きる可能性がありますので、ステップが必要です。
まずは自宅でのビニールプールから
一般的には公共のプールはまだオムツが取れない赤ちゃんは利用できません。
例えはっきりと禁止されていなくても衛生的に周りに迷惑をかけたりトラブルの原因にもなるのでやめておいた方が良いでしょう。
6か月を過ぎて首が座る様になったら、まずは自宅のビニールプールで遊ばせてあげましょう。
公園の水遊び場がある人は利用しよう
1歳を過ぎてよちよち歩きができる様になったら、外で水遊びをさせてあげると良いでしょう。
大きな公園の場合、プールではなく水遊び場が設置されているところもあります。
この場合は幼児向けに作られていて泳ぐというよりも足を浸して遊ぶことが中心ですので、オムツをした赤ちゃんも多く遊んでいます。
赤ちゃんは免疫力が低く大人ならば問題ない水質でも感染症にかかってしまうことがあります。
まずは水に濡れてもいい服装で水を触る程度の遊びをさせてあげるのがおすすめです。
子供用プールは歩けるようになってから
赤ちゃんが歩けるようになり、水遊びに慣れたら水遊び用オムツで入れる子供用のプールに連れて行ってあげましょう。
子供用プールはオムツ可・不可のルールがあるので、管理事務所に問い合わせてからにしましょう。
オムツが取れるのは大体3歳前後が目安ですが、自分から「おしっこ」「うんち」と言える様ならばプールに入るのに問題はありません。
海水浴にチャレンジ!
育児書によると赤ちゃんを海水浴に連れていっても良い年齢は「1歳6か月から」となっています。
但し、ビーチは広い上に混雑していて何が起きるか分りませんし、波があるので転倒する可能性もあります。
海に連れていくのは赤ちゃんの年齢ではなく、いかにママとパパが赤ちゃんに手をかけてあげられるかがポイントになります。
砂や貝殻ゴミを誤食してしまったり、海水の刺激で肌が荒れてしまったりする可能性があるので、一般的には3歳になってからという家庭が多くなります。
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赤ちゃんに水遊びをさせる時の注意点
赤ちゃんに水遊びをさせる時に是非守りたい注意点が幾つかあります。
気温と水温に注意
赤ちゃんを水遊びさせるには、気温だけではなく水温も大切です。
気温的な目安としては「気温+水温で50℃」からです。
つまり外気温が低いようならばお湯を足したりしないと寒くなり風邪の原因になります。
プールの温度は25度~30度位が良く、冷たい様ならばお湯を足す様にしましょう。
日焼けと熱中症に注意
赤ちゃんは皮膚が弱いので、少しの日焼けでも真っ赤になってしまいます。
帽子をかぶせたりラッシュガードを着せるなどして日焼けには十分注意をしましょう。
また真夏は少しの時間でもプールの水が温かくなり熱中症にも注意が必要です。しっかりと水分を取らせてあげてくださいね。
絶対に目を離さないこと
赤ちゃんは頭が重いのですぐに転倒してしまい、プールの水深が浅くても非常に危険です。
ママ友さんとのおしゃべりは程々に、赤ちゃんから絶対に目を離さない様にしましょう。
赤ちゃんの水遊びは首が座る様になってから、段階を踏んで慣らしていきます。
ママも一緒に慣れて行く様にしましょう。