学校が休暇になる時期にはアニメやファンタジー系など子供向けの映画が上映されます。
子供が友達と一緒に映画を観に行きたいと言ったらどうしますか?
小学生に入学すると、ある程度のことは自分ですることはでき、一人でどこかに行きたいと思うお子さんも多いはずです。
子供だけで映画館に行かせるのは何歳からが良いのでしょうか。
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目次
子供だけで映画に行かせるのが心配な理由
まずは子供だけで映画に行かせる時に心配する理由について考えてみましょう。
電車内や映画館内で騒ぐ
子供だけで外出すると解放感に溢れてしまい、普段以上に大騒ぎしてしまいます。
調子に乗って上映中にも小突き合い、周囲の人に怒られてしまわないか心配です。
また、ポップコーンやジュースを買い込んでふざけた末にばらまいたりこぼしたりする心配もあるのです。
痴漢に遭う
最近では少年・少女を狙った性犯罪が増えています。
一人でトイレに行った時に痴漢に遭う危険があります。
また、上映中は暗いので、隣の席に痴漢がいて被害に遭うこともあります。
事件や事故に巻き込まれる
突然の事件や事故に巻き込まれるのは、どこに行っても同じですので心配していたらきりがありません。
但し、すぐに親に連絡が取れる様に携帯電話やGPSを持たせておきましょう。
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子供だけで映画館に行かせられる年齢と年齢別の対応方法
続いて子供だけで安心して映画館に行かせられるのは何歳からなのかについて、紹介していきますね。
子育てをした経験があるかたなら、一度は疑問に思うこの問題、私の経験をもとに解説していきます。
子供だけで行かせられるのは小学校高学年になってから
子供だけで映画館に行かせて安心できるのは小学校5年~6年生になってからです。
小学校高学年になると考え方がしっかりとしてきて、周囲の状況を見ながら常識的な行動ができる様になります。
リーダー格の子も現れ、特に女の子がいるとふざける男の子に対して「かつ」を入れてくれるので頼りになります。
何かあった時には逃げる、大人に知らせる、交番に行くという危機管理ができていて、それなりに体力もついて来ます。
小学校中学年は保護者の送り迎えがあった方が良い
小学校の3年~4年生は、まだ落ち着きがなく寄ると触ると騒ぎ出す年齢です。
考え方も稚拙で、アクシデントがあった時に皆がバラバラになってしまうかも知れません。
子供だけで映画館に行くまでが大変なこともあるので、誰か一人保護者が付いて行った方が良いでしょう。
アニメを一緒に鑑賞するのが辛い場合には、映画館の入り口で送り迎えをして、上映中はどこかでショッピングするなどして時間を潰しましょう。
小学校低学年は保護者の同伴が必要
小学校1年~2年生はまだまだ脳が未発達で、事故や痴漢に遭った時に対応ができずに立ちすくんでしまう子供が多くなります。
恐怖のあまり泣くこともできずに人に知らせるのが遅れてしまうこともあります。
また、まだ周囲の状況を読む力がついていないので、誰か一人がいなくなってもすぐに気付かないこともあるのです。
そのため自宅から映画まで、きちんと保護者が同伴してあげましょう。
また子供同士でケンカになってしまうことも多く、上映中も保護者がついている必要があります。
高学年の兄弟・姉妹に一緒に行って貰う
小学校低学年から中学年の子供だけでどうしても映画に行きたい、親が忙しくてついていけいない、という場合には、高学年の兄弟・姉妹に一緒に行って貰うという方法があります。
普段頼りないお兄ちゃん・お姉ちゃんでも、年下の子供を任されると急に年上としての責任感に目覚めてしっかりと振る舞ってくれることもあるのです。
もちろん無事に帰って来たら褒めてあげてたっぷりとご褒美をあげる様にしましょう。
子供だけで映画館に行かせる時の注意点
子供だけで映画館に行かせる時には幾つかの注意点があります。
・早い時間帯にする
映画館は午後になる程人が多くなり混雑します。
子供だけで行かせるのなら、朝一番からお昼頃までの上映時間にします。
何かあった時に親が素早く行動する為にも早目に行かせましょう。
・人数は5人位まで
子供に限らず人は人数が増えるとそれだけうるさく図々しくなります。
普段は大人しい子供でも大勢いると楽しくなり調子に乗って騒いでしまうこともあるでしょう。
映画館に行かせるならば3人~5人位までが適当です。
集まった時に全員の顔を見て注意事項を言い聞かせます。
「電車の中や上映中に騒がない」「前の椅子を蹴らない」に加えて「食べ物はナシ、飲み物のみ」にした方が安全です。
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まとめ
学校の休み中には普段できないことをして良い思い出を作ってあげたいと思うものです。
映画を鑑賞するだけではなく友達同士で出かけたというのは貴重な体験になるでしょう。
それぞれの年齢に合わせて親が少し気配りや手助けをしてあげて下さい。