4月になり、新元号「令和」が発表されて、環境も大きく変化して迎えた春。
新生活、お花見、歓迎会等たくさんの飲み会が重なりますね。
そんな春には切っても切れないお酒。飲み会が続き深酒をしてしまうと次の日に「おや…。」と、お腹の違和感を感じる人も少なくないと思います。
朝起きたら感じるあの腹痛。ただでさえ起きるのも苦しいのに目覚めたらトイレにこもりっぱなしで、気付けばもうこんな時間!
なんて事いう経験が私にもたくさんありました。
特に飲み会の次の日は起きるのもつらいですが、何よりつらいのが翌日の通勤中に突然起きる腹痛です。
お酒の席が多くなるこの時期に次の日も快調な生活を送るために、お酒を飲み過ぎた翌日に起こる腹痛の原因とその対策についてお伝えしたいと思います。
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目次
飲み会の次の日に発生する腹痛の原因とは
まず、起きたら感じるあの独特のゆるゆるの腹痛の原因は一体何なのかこれを解明していきたいと思います。
実はあのゆるゆるの原因はその日一緒に食べたおつまみやお酒の種類の問題ではなく、アルコールに含まれるエタノールに起因するものだったのです。
アルコールには利尿作用があり、お酒を飲むとトイレが近くなりたくさんの水分が体の外へ出ていきます。この時、水分を取らずにお酒を飲み続ける事によって血中アルコール濃度が高くなり、水分が失われた体は重くなり脳や体の水分が足りなくなる事によって頭痛や体のだるさなどが発生します。
そしてアルコールに含まれるエタノールには胃腸の働きを刺激し、胃腸全体の活動が活発になりアルコールや食事が分解される事なく腸に届きエタノールの作用で水分が十分に吸収される事なくお腹に留まるため、お腹が膨張したり、便がゆるゆるになってしまうそうです。
なるほど。このように説明があると納得でき対策も練れそうです。
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翌日の腹痛を抑えるための効果的な対策とは
次に飲んだ次の日の朝の腹痛を抑えるために効果的と言われる対策をいくつかお教えします。
対策1:さっぱりした食事でお腹を満たし、自分のペースで飲む
大前提として、これができたら苦労しないよと言われる対策。
それはお酒を飲み過ぎない事。
自分でセーブをかけられるのであればそれに越した事はありませんが、それは無理だという方は多いですよね。
歓送迎会や送別会で、まだ飲めるという状態であれば注がれて断ることは難しいはずです。
お酒を飲んだ機会のたびに自分が何を飲んで何杯飲んだかなどを記録し、次の日の体調などを観察してみるとお腹の状態は大丈夫だったか?はたまたゆるゆるだったのか?ひとつ自分がお酒を飲んだ時に翌朝にの腹痛を回避する指標になるとは思います。
二日酔いとゆるゆる便のメカニズムを考えると空腹の状態でお酒を飲むのは腹痛に拍車をかけてしまうようなものです。
お酒を飲む前にしっかりと脂っこくないさっぱりとしたサラダなどでお腹を満たし、ゆっくりと飲む事でエタノールによる胃腸の急激な活発化を回避できるはずです。
またお酒の種類によってもお腹に与える影響は変わるようで、ウォッカやジンなど度数の強いお酒も胃や腸に与えるダメージが大きくなりますが、冷えたビールは特に体に影響を与えるそうです。
通常、炭水化物を摂取した時には体の中で酵素が出て糖質を分解し正常に腸へ届けるのですが、ビールに含まれる炭水化物は「複合糖質」と言うものを持っており複合糖質は胃腸内での移動がとても早く、分解しきる前に消化器官に届いてしまうようです。
その為、消化不良を起こしてお腹を膨張させ下痢を発生する原因となってしまうそうです。
対策を取っていたが腹痛になってしまった場合はいち早く回復するためにまた別の対策を取って回復を促す必要があります。
対策2:お酒を飲んだ翌日は水分を多めに摂る
アルコールを飲んだ次の日の体は脱水症状のようなもので。まずはたくさんお水を飲む事がとても大切になります。
頭痛が伴う場合は電解質や塩分を含む飲み物が効果的で、水も効果的ですが、よりベストなのが、アクエリウスなどのスポーツドリンクがなお効果的です。
栄養ドリンクや胃腸薬ももちろん効果はありますが、気持ち悪い体調の悪い中で食べる朝食をしっかり食べることももとても大切です。
体に良い朝食をとると体から失われたビタミン、ミネラルなどが補われます。それらの栄養は肝臓にエネルギーとして届きアルコールの分解を助ける効果があるとされます。
なので、二日酔い腹痛時の朝食を侮るなかれ。この朝食が少しでも早く体を快調へ向かわせる大切な役割を担っています。
最適な朝食としては炭水化物、脂肪、タンパク質、ビタミン等がバランスよく取れる食事で、アボカドや卵、オートミールなどの消化しやすくした食事等がより良いとされています。
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まとめ
お酒を飲むとついつい楽しくなって飲み過ぎてしまいますが、朝の腹痛を思い出して食事や水分を取るという自分ルールを徹底して気持ちの良い朝を迎えられるよう対策しましょう。
お酒と正しく付き合って、ハッピーアルコールライフを楽しみましょう。