子供の出世や健康を祈って飾る鯉のぼり。しかし、子供が大きくなって飾らなくなったり、色あせてしまい新しいものを購入したいということもあります。
また、購入はしたけれど設置が意外と大変で飾らなかったということもあるでしょう。
そんな使わなくなった鯉のぼりですが、どのように処分したらよいのか困っていませんか?
ゴミとして捨ててもいいのか、供養をした方がいいのか。鯉のぼりの処分方法について紹介をします。
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ゴミとして処分する
鯉のぼり自体は布なので可燃ゴミ、竿や矢車は燃えないので不燃ゴミとして処分できます。
家庭でお住まいの自治体のゴミ収集に出して処分できるのです。鯉に魂が宿ることはないのでそのままゴミとして処分して問題ありません。
しかし、子供の出世や健康を祈って飾る鯉のぼりなので、ゴミとして処分するには気になるという方もいることでしょう。そのような場合は自宅で供養をしてください。
【こいのぼりを供養する方法】
- 清潔な布で鯉のぼりを拭き、白い和紙の上に置く。
- 一礼して感謝を伝える。
- 鯉のぼりに塩を振ってお清めをする。
- 和紙で包んで処分する。
この方法で家庭でも供養をしてゴミとして処分できます。
人に譲る
まだ使えるのに捨てるなんてもったいない、やっぱりゴミとして捨てるのは気になる。そのよう場合、もらってくれる人がいるようなら人に譲りましょう。
色褪せをしていなくて、破けているところもなければ、鯉のぼりは高価なものなので喜ばれます。友人や自分の兄弟など、年の離れた男の子がいる家庭に相談してみるとよいでしょう。
鯉のぼりに欠陥があってもよいという人もいます。しかし、あとあとトラブルになるといけないので、欠陥がある場合はどこに傷や汚れがあるのかをきちんと伝えておきましょう。知り合いだからこそ、人によっては欠陥があっても喜んでもらってくれます。
また、鯉のぼりは子供の健康祈願や子孫繁栄祈願の意味もあるので、女の子がいる家庭でももらってくれることがあります。
オークションに出品する
数回しか飾っておらず、汚れや破けなどがない状態ならネットオークションに出品できます。
写真を撮ったり、出品手続きの手間がかかりますが、売り手としてはゴミとして捨てることなく、出品する側にとってはお金が手に入り、また購入者は安く鯉のぼりを手に入れることができるので、売る側にとっても購入する側にとってもうれしい結果になります。
おすすめはフリマアプリのメルカリやラクマでの出品で。この二つは知らない人に住所などの個人情報を知られたくない方に匿名配送ができます。そして送料も相手が北海道や沖縄などの遠地でも統一料金で発送することができます。(重さや大きさで料金が変わる仕組みです。)
寄付する
捨てるのは抵抗がある、オークションに出品するのは面倒、そんなときは寄付を考えてみましょう。
保育園や幼稚園、児童施設で鯉のぼりの寄付を受けつけていることがあります。
保育園や幼稚園に鯉のぼりが泳いでる姿を見かけたことがあるのではないでしょうか。子供にまつわる行事なので鯉のぼりの寄付は喜ばれます。
鯉のぼりイベントを行っている地域では、寄付した鯉のぼりをイベントで飾ってくれます。
寄付をすれば毎年自分が寄付した鯉のぼりを保育園や幼稚園などで目にすることができ、思い出をよみがえらせることもできますよ。
自治体によっては寄付先を紹介してくれることがあるので、相談をしてみてください。
※私が住んでいる埼玉県上尾市でも鯉のぼりの寄付ができました♪
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鯉のぼりを供養してもらう
ゴミとしてそのまま捨てることに抵抗があるなら、神社やお寺などで供養をしてもらいましょう。
神社やお寺で供養を受けつけていることがあります。
全国で鯉のぼりの供養イベントも行われています。費用については神社、お寺、イベントによって違うので確認をしてください。神社やお寺では5,000円程で供養してもらえるとところもありますよ。
供養の方法はさまざまで、川で泳がせる、お炊き上げをするといった方法で供養されます。
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鯉のぼりの処分方法まとめ
鯉のぼりには子供にとって大切な思い出があり、処分するには気が引けるということもありますよね。大切な思い出だからこそ、きちんとした方法で処分したいですね。
いくつかの処分方法をご紹介したので、自分の納得のいく方法で処分してみてはどうでしょうか。