生まれてから3歳頃まで家庭でママと二人きりだった子も、成長して幼稚園に入園する時がやってきます。
家の中での生活から突然生活が変化する頃ですね。入園準備はいつから、どんなことをすれば良いのでしょうか?
幼稚園の入園にあたって必要なことをお伝えしていきますね。
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目次
入園の半年くらい前からやっておきたいことは?
ママとべったりの生活をしていた子どもが、4月になっていきなりママと離れた生活をするのはお子さん本人も気持ちが追いつきません。
3歳くらいだとまだ分っていないんじゃないかと説明していないママもいるかも知れません。でも子どもは小さいながらにちゃんと自分の状況の変化を理解しています。
できれば1年くらい前から少しずつ、生活面、心の面での準備をしておくと安心できますね。
トイトレ(トイレトレーニング)も入園に合わせてしておくと、入園までにおむつがはずれて安心して送り出すことができます。
ただしもし間に合わなくっても大丈夫です。
幼稚園に通い始めると、周りの子につられて急にトイトレが進むこともあります。
(私の子供も急にトイレができるようになって驚きました)
急な生活の変化に戸惑い、入園はじめの春頃はおもらしやおねしょをする子もいますが、あまり心配しすぎないで下さい。
入園までに特に焦ることはありませんが、自分のことは自分でする習慣をつけておくと入園準備としては安心です。
お着替えや、トイレでの服の脱ぎ着、靴も一人で履けるようになると良いですね。子どもだけでできるように、靴や衣類は脱ぎ着しやすいタイプを選ぶようにしてください。
ボトムはゴムタイプ、靴はマジックテープで大きく開くタイプがおすすめです。パーカーや紐つきの洋服は多くの幼稚園で禁止されていますので、新しい服を買う時には気をつけて下さい。
またジャンパー類も帽子がはずせるタイプを選んでおくと安心です。
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入園数ヶ月前から早寝早起きの習慣づけを
幼稚園に行っていないうちは、親と同じような生活リズムの子もいます。
パパの帰宅が遅いせいで夜型の家庭、朝は子ども任せで寝坊させる家庭などそれぞれです。
寝る時間が遅いと朝もなかなか起きられません。
そのまま入園してしまうと、朝の準備に手間取りますし、家を出る前にグズってしまいママも子どもも大変ですね。
まず早寝早起きは、朝の習慣づけから始めてみましょう。
10分ずつ程度から少しずつ早く起こして、朝はトイレに行き、洗顔やお着替えを自分でするように促します。
朝の早起きが身につくと、夜は自然と眠たくなります。入園前の3月には、入園したあとと同じような生活リズムが整っているのがベストです。
もし早起きしても夜寝るのが遅いままというのなら、昼間の外遊びの時間を少し増やしてみたり、お昼寝の時間を短くして下さい。
幼稚園に通うようになると体力も必要になりますので、晴れた日はできるだけ外へ出て散歩したり公園に行くのも良いですね。
用品の準備は年明けからでも大丈夫
幼稚園の持ち物は、園によって細かくルールがあるものです。
入園の申し込みをすると年明けの1月から2月頃に「入園説明会」があります。
布バッグや上靴入れ、お弁当袋など手作りでそろえたい!という時にも慌てて作ってしまうと、結局サイズ違いで使えないことがあります。早く準備をしたくても、入園説明会まで待ったほうが間違いありませんね。
入園の時の用品は数が少ないですから、そのまま記名するのもそれほど大変ではありません。持っていると便利なのがテプラです。1台あると小学校の入学準備でも使えます。
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楽しみだけど、ちょっと不安なお子さんのために大事のはポジティブな声掛け
幼稚園に入園するのは楽しみだけど、入園が近づくにつれてちょっと不安な気持ちにもなりますよね。
でも不安になるのはママだけではありません。
できないことが多いと「幼稚園に入園できないよ?」「ほかのお友達はできているよ?」とママも子どもを急かしてしまいます。
ママが思うよりも、実は子どもも不安に感じています。まだ生まれて3,4年しか経っていないのですから、いきなりお兄さん・お姉さんになるのは難しいものです。
ですから不安をあおるよりは、「お弁当を持って幼稚園行くの楽しみだね」「お友達とたくさん遊べるのが楽しみだね」などとポジティブな声かけをしてあげてくださいね。
幼稚園の入園準備まとめ
子供の幼稚園の入園が近づいてくると、ママも子どももソワソワしてしまいますね。ただしママの焦りを子供にぶつけてしまうと逆効果。やさしい言葉でも声掛けが大切です。
また、少し早いくらいから入園を意識していると、時間に余裕を持って入園準備をすることもできますよ。
日常の生活が幼稚園の生活リズムと違っている場合は、少しずつ幼稚園のリズムに変えていってくださいね。