一人暮らしを開始する以前に、どうしても自分の足でチェックしておかなくてはならないポイントと言えば、ずばり、お部屋選びそのものですよね。
お部屋選びを安直に終わらせてしまうと、その後の一人暮らしに大きなギャップを生んでしまいかねません。
そこで、こちらの記事では、一人暮らしをするかもしれない、という段階にいるあなたにも参考にしていただける、お部屋選びのポイントをご紹介しています!
既にお部屋選びをスタートさせているあなたはもちろん、まだお部屋探しを始めていない状態のあなたも、ぜひこの記事をきっかけに、お部屋選びを自分のものにしていきましょう!
スポンサードリンク
目次
お部屋選びに時間をかける理由とは?
そもそも、一人暮らしを実現する上で、どうして時間をかけて自分のお部屋選びを行う必要があるのでしょうか?
慎重に行うべき理由はいたってシンプルなもの―「ストレスフリーな生活のため」という点が、お部屋選びにこだわるべき最大目標と言っても過言ではありません。
自分の家や部屋というのは、無意識のうちに神経が落ち着こうとする場所なので、自分のお部屋選びが、自分の健康的且つ快適な生活の最低基盤を作るとも言えます。
予算や立地はもちろんですが、それ以外にも気にかけておきたいポイントはあちらこちらに点在しているので、実際に下見をしておくことが大切になってくるわけですね。
不動産屋さんや、ネットでのお部屋探しのほか、お部屋選びの全体枠で必要な流れや計画のポイントについても、早速紐解いていきましょう!
スポンサードリンク
お部屋選びを成功に導く10のポイントとは?
では、実際にお部屋選びを成功させるためには、どのようなポイントを意識しておけばいいのか、10段階に分けてご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
トータルコストの目安を立てておく
家賃や敷金礼金などはもちろんですが、光熱費や通信費、駐車代、大卒の新社会人であれば、半年後を目途に奨学金などの返済もスタートしますよね。
大金をかけていいお部屋に住むことが全て、と考えず、むしろ、初めのうちは自分の身の丈に合った家賃や相場の立地から、お部屋選びをしましょう。
また、月々の食費や生活消耗品など、諸経費を含むとさらに予算もかさむので、少なくとも家賃は手取り収入の3分の1を目安に、現実的か否かを判断するようにしておきたいところですね!
立地条件は大雑把に見積もっておく
初っ端から、駅近・新築など、ハイレベルな条件で絞り込んでしまうと、経済的な面や実用性の面で妥協点が多くなってしまいかねません。
最寄り駅から少し遠くなるとしても、自転車を使うなり、各駅停車の駅の近くを選ぶなり、立地に対してのハードルは気持ち高い程度を意識しておくのが無難です。
防音性を確認しておく
生活サイクルが直に外部に伝わるリスクを、少しでも軽減するには防音対策が必須ポイントになってきます。
実際に壁を叩いてみるとわかるのですが、木造は恐ろしく音が響くので、電話やテレビの音、人によってはくしゃみやいびきなどもすべて筒抜けになります。
防犯の面だけで見ても、最低限、鉄筋コンクリート以上の素材を選んでおくことをオススメします!
地上からベランダ側・玄関側の見え方を確認しておく
お部屋の内見と同時に必ず行っておきたいのが、玄関やベランダを含む、第三者からの外観の見え方の確認です。
運転している人、電車に乗る人、自転車や徒歩で毎日歩く人には、あの部屋がどのように視界に入っているのか、また、近くに一方的な死角があるかどうかも確認しておきましょう!
近隣のコンビニ・スーパーマーケットなどにも足を運んでおく
一人暮らしをするうえで、実生活に直結した最も気にしておきたい部分が、日常生活の買い物範囲とお店の規模。
必要なものを買う場所が近くに無いと話になりませんので、実際にどれくらいの距離にお店があり、どのような品揃えであるのかまで、きちんと把握しておくと頼もしいです!
部屋全体の日当たりと風通しを確認しておく
朝カーテンを開けたとき、どの角度から日差しが入ってくるのか、見落としがちではありますが、実は大切なお部屋選びのポイントです。
2階以上であれば尚更、洗濯物がなかなか乾いてくれない、なんて盲点に住んでから気づいたという人も少なくありません。
寝具の配置にも関わる場合があるので、ぜひ内見時に、時間と光の入り方も念のために確認しておきましょう!
他のお部屋もチェックして客観的な比較をしておく
もちろん、運が良ければ1、2件の内見でお部屋を選べた、なんて人もいらっしゃいますが、やはりなるべくならばこだわりをもってお部屋選びをしたいものですよね。
不動産屋さんとの内見はもちろんですが、他にも周りの人脈を使って、実際に一人暮らしをしている友人や身内の部屋も参考程度に見せてもらうことも視野に入れておきましょう!
各部屋の各エリアを必ず写真に収めておく
内見に訪れてみたのはいいけれど、見回るのに必死で写真を撮り損ねて、記憶を頼りにイメージを膨らますしかなかった、なんてケースも少なからずあり得る事態です。
トイレ、玄関、ベランダやキッチン周りなど、あらゆる角度から、内見したお部屋の写真を手元に納めておくことで、第三者からのアドバイスもより煽ぎやすいですよね!
事故物件のリスクはきちんと説明を受けておく
事故物件と聞くと、あまりいいイメージを持てませんが、「安さ」にかこつけて、どうしても事故物件に住もうとする方も実際にいらっしゃいます。
ボヤなどの事故が起こった、毎晩の騒音がうるさいなど、事故物件にも、様々なケースが存在しているので、どういった経緯でこの価格になっているのか、きちんと説明を煽ぎましょう。
害虫事情を確認しておく
ご紹介した通り、害虫もまた、事故物件の対象として含まれやすい側面があり、大きな環境の違いと言えます。
特に、大通り沿いのアパートやハイツなどによくありがちなのが、1階に飲食店があり、真冬でも容赦なくゴキブリなどの害虫が発生するという痛ましいケース。
実生活に大きなストレスを発生させる原因なので、是が非でも回避・対策を講じておくようにしましょう!
スポンサードリンク
徹底したお部屋選びで一人暮らしをより快適に!
ここまでご紹介してきた、一人暮らしのお部屋選びの10のポイントについて、少しでも参考にしていただけましたか?
数多く存在する様々な物件の中から、なるべく自分生活スタイルに合ったお部屋選びをするためにも、実際に足を運び、自分の体で体験しておくことが大切です。
イメージやネットの中の情報を基に、よりクリアな現状を知ってから、実際に一人暮らしをその部屋で行うかどうかを判断したいところですね!