小学生とは違い、中学生になると勉強が難しくなるうえ、部活に必ず入部する必要があります。
こんなに忙しいのに、高校受験を見据えて勉強もしなくちゃいけません。
どう過ごせばうまく両立していけるのでしょうか?
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目次
中学二年になると勉強を頑張り始める子が増える!
一年生のうちは受験もまだ実感がわきませんし、学校生活に慣れるだけで精一杯です。
二年生になると部活では先輩になり、そろそろ受験を見据えての勉強も必要になります。
同級生も学習塾に通う子が増えて、成績が伸びてくるので危機感を感じ始めますね。
運動部は忙しい!文化部は休みが多い
部活によって運動部では朝練があったり、文化部では活動が週に1,2回しかない部活もあります。
原則、中学生は途中で部活を変更するということが難しいです。ですから3年生の引退まで頑張らなくてはいけません。
もう入部してしまったなら、部活と勉強を上手に両立していくしかないんです。
「時間がない」のはイイワケ!
部活と勉強を両立するうえで「時間がない」なんて言っている子はいないでしょうか。
時間がない、というのは本気でやらないことの言い訳です。
時間は誰だって1日24時間しかありません。
スポーツをしっかりやっている部活の子も成績上位に入ってくるわけですから、そんな子は時間がないことを言い訳にはしませんよね。
中学生にとっては、時間は作るもの!ということを忘れてはいけません。
時間を上手く使うことが中学二年のポイント
中学二年になると、勉強が出来る子、出来ない子の差がどんどん広がってきます。
学習塾でも、そろそろ受験を意識して取り組み始める頃ですし、先取りの塾だと二年生のうちに英数などは三年生の内容終わるからです。
周りが何となく頑張り始めていることを知り、焦りだす子も増えてきます。
つまり今までと同じ勉強量では、学年順位は落ちてしまうんです。
授業をしっかり聞くことが一番大切!
勉強は予習復習、という話も聞きますが、中学生は時間がないので予習復習まで余裕がない子も少なくはありません。
そんな子がやるべき一番大切なことは、授業をしっかり聞くということです。授業の時間はみんなが必ず拘束されている時間です。この時間を無駄にせずに、しっかり集中していれば、予習復習の時間が少なくっても大丈夫です。
夜更かしして授業中眠たいような子は、授業という貴重な勉強時間を無駄にしているということです。
早寝早起きの習慣をつけさせて、万全のコンディションで授業を聞けるようにすることが欠かせません。
予習より復習を重視する
あれもこれも頑張ろうと思っても、部活と勉強の両立は難しいです。
予習と復習、どちらをすべきか迷うなら、復習を重視しましょう。授業を受けたら、その日のうちに復習をしておきます。
習った範囲のワークを解いてみたり、教科書を読んで定着させましょう。夜寝る前の10分程度を復習の時間と決めてみても良いですね。
・朝学習は忙しい中学生にぴったり
朝学習の効率が良いことは、ご存知の方も多いかと思います。
人は寝ている間に記憶を整理しますので、起きたばかりの時は一日で一番頭がクリアになっています。
朝練もあるので忙しい子もいるでしょうが、そういう場合には朝練がない日も朝練がある日と同様に早起きして朝学習をしてみて下さい。
毎日起床リズムが同じほうが、身体的な負担も少なくなります。
朝は1ページ5分程度で出来るような問題数の少ないワークや、タブレット型学習の教材などがオススメです。毎日10分程度の学習でも、1週間で1時間です。
・自主学習が不得意な子ほど学習塾へ
学習塾はみんな行っていると言っても良いほど通っています。
ですが、正直なところ学習塾に行ったから必ず成績が伸びるとは限りません。
結局は、塾に行っていない日の過ごし方次第だということですね。それでは学習塾は必要ないのでは?と思う親御さんもいらっしゃるでしょう。
学習塾のメリットは、その時間は必ず勉強しなくてはいけないということです。家だとついゴロゴロしたり、サボってしまうような子、家が落ち着いて勉強する環境が整っていないような子は、学習塾に行ったほうが良いです。
選ぶ時には必ず見学して、他の通っている生徒さんの質も確かめて下さい。大人も子どもも、楽なほうに流されやすいです。自習室でお菓子を食べたり、中にはスマホアプリで中継動画を撮影するような子もいるんです。せっかく学習塾に高いお金を払ってもこれでは子どもは流されてしまう可能性が高いです。
隙間時間で勉強するなら、タブレット型学習はおすすめ
中学生は忙しいので、朝の短時間、夕方の塾までの時間、寝る前などの隙間時間の有効活用が大切です。
そこでおすすめなのがスマイルゼミのようなタブレット型学習教材です。スイッチを入れてすぐに使えますし、塾や部活の車での移動時間にも使えるのがメリットです。
学習塾のように時間を縛られないため、スケジュール管理が難しい中学生向きなんです。
当サイトでもスマイルゼミについての記事を紹介していますので興味ございましたらご覧になってください・
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親ができる中学生のサポートは?
心も体も成長著しく、思春期で言うことを聞かない、反抗することも増えてくるのが中学生です。
はっきり言って一番難しい時期で、ぶつかり合うのに疲れてしまう親御さんも多いはずです。
でもだからといって、放置していては良い方向には向かいません。そんな中で親が中学生の子にしてあげられることはあるのでしょうか。
早起きが苦手な子は夜寝る時間を早めよう
中学生だと、もう親が寝る時間まで管理出来なくなってきます。早く寝なさい!と言っても、部屋の電気がいつまでも付いていたり、遅くまでスマホを触る子もいますよね。
早起きが苦手な子は、どうしたら朝起きられるか話し合って夜寝る時間を少しずつ早めるしかありません。遅くても日付が変わるまでには眠りに就きたいです。
今は学習塾通いで帰宅時間が21~22時頃になる子もたくさんいます。塾がない日は夕食や入浴は早めに終わらせる、テレビは21時までに消すなど家族の協力も欠かせません。
早起きを頑張るのではなく、寝る時間を早くすることで自然と早起きが出来るようになります。
勉強と部活をしていれば良いわけではない
大人と子供の狭間で、何かと口答えも多い年ごろの中学生です。
親としては部活が忙しくっても勉強だけはして欲しい!という気持ちはあります。
でも家族の一員としては、お手伝いもするべきです。勉強をするから、忙しいという言い訳をする子に限ってたいして勉強も頑張っていないものです。
毎日ほんの少しでいいので、子どもが担当するお手伝いを決めて家族の一員として頑張って欲しいですね。
そういう責任を持つことで、思春期の難しい子も家族に対して感謝できるようになり、自分がやるべきことを頑張れるようになると思います。
中学生の間は、スマホはリビング以外で利用しない
勉強をしなくて困っている、という相談をされることが良くあります。
よく話を聞いていると、部屋にスマホを持ち込んでいるパターンが多いんです。成績が〇位以下ならスマホを没収するという条件を出すと、その時だけは勉強を頑張るようですね。
中学生のスマホとの付き合いは色々でしょう。スマホがないと仲間外れになる、というのはまずあり得ません。クラス全員が持っているわけではありません。スマホを持っていなくても、友達はないなりの付き合いをしていきます。
フルタイムでママが働いている、塾に夜遅くなで行くなど、スマホを持たせていないと心配というケースもありますので、絶対にスマホが不要とは言えません。
でも家庭の中のルールとしては、スマホはリビング以外の使用を原則禁止にするべきです。自室に持ち込んだら、時間のない中学生がさらに時間を無駄に費やしてしまうだけですよ。
スマホに対して親が甘くなることは、子どもにとってメリットはありません。貴重な中学生の時間を無駄にしないためにも、スマホとの付き合い方は気を付けて下さいね。
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まとめ
忙しい中学生が部活と勉強の両立をするためには、早寝早起きの習慣を身に付けることが大事なんです。
まだまだ親の見守りも必要ですし、サポートも大切です。
部活と勉強を両立して、学力アップを目指してみてください。