子供にゼリーを上げるとに気を付けたいのが「誤飲」の心配ですよね。
ゼリーは何歳から上げても問題ないのでしょうか。実際に食べさせる前の注意しておきたい点も紹介していきますね。
目次
子供のおやつに便利なゼリー
子どものオヤツに選ばれることのあるゼリーですが、あまり小さい子だと誤飲が心配ですね。
ゼリーは何歳から食べさせても大丈夫でしょうか?
小さい頃はスプーンで食べさせる
赤ちゃんというのは生まれたばかりの頃は吸うのが得意です。でも最初はまだ噛むということはできません。ですから少なくとも離乳食が始まるまでは、ゼリーを食べさせるのは待ってください。
離乳食が始まっても子どもがまだ小さいうちは、ゼリーを容器そのまま与えることはしません。最初は親がそばについて、スプーンですくって一口を小さくして与えます。
万が一、噛まずに食べても喉につまらないサイズにすれば安心ですね。
ゼリーはスプーンで食べるもの、と思っておけば成長したあともそれほど心配することもありません。
柔らかいゼリーを選ぼう
こんにゃくゼリーのような固めのタイプは、小さい子どもには不向きです。
小さく砕いてあるクラッシュタイプのゼリーもありますが、飲み込む心配のある年齢の子にはあまりおすすめできません。
選ぶ時にはできるだけ柔らかいゼリーを選んで購入して下さい。
手作りだと水分の調整ができるので、柔らかいゼリーを作ることもできます。
迷ったなら手作りしてみるのも良いですね。
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きちんと「噛んで食べる」習慣を身につける
ゼリーを食べさせるのが心配なのは、小さい子は噛まずに飲み込むことが多いためです。
塊のまま飲み込んでしまうと、喉に詰まる心配があります。
ですからゼリーを食べる前に、子どもがちゃんと噛んで食べることができているのか確認してみて下さい。
食べる時に口に入れてから次の一口までが早い子というのは、あまり噛む習慣が身についていません。
慌てず、ゆっくり食べることができるかは大事です。
離乳食が進んでいて三回食になる頃には、少し塊のおかずも食べられるようになっていますね。
でも舌でつぶせる柔らかさのものだと噛まずに飲み込む子どももいます。
日頃から口に食べ物が入っている時にモグモグしているか、すぐに飲み込んでいないかをよく観察してみて下さいね。
噛まずに飲み込んでいる場合にはどうするの?
もしまだ噛む習慣ができていないのなら、今より少し固めのおかずを出してみてください。またあまり小さくカットしないようにして、噛まないと食べられないサイズで出してみましょう。
噛まないと飲み込めない大きさのおかずを用意してみると、そのうちきちんと噛めるようになります。
「喉に詰まるのが心配だから」と細かく刻んでいると、いつまで経っても噛むのが上手になりません。
食べる時には「しっかりカミカミしてね」と声かけすると、少しずつ噛んで食べられるようになってきます。
おやつをあげる時にもたまごボーロや赤ちゃんせんべいのような柔らかいものばかりではなく、普通のおせんべいのような少し固めのものを選んでみてください。
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ゼリーは何歳なら安心して食べさせられるの?
ゼリーは親がついていれば、0歳児でも食べることはできます。
でも「ゼリーを食べさせるのが怖い」という理由でずっと食べたことがない場合、急に食べたら喉に詰まらせる心配があります。
目を離すことが増える子どもが成長してからのほうが、ゼリーは怖いものなんです。
だから何歳からならOKというよりは、何歳でも食べられるように親がそばで見守れるうちにチャレンジしてみるのも大切ですね。
小さい頃から親が隣にいて見守りながら食べたことがあるのなら、3歳にもなればゼリーは一人で食べることもできます。
ゼリーは色んな種類がありますが、一口でぱくっと食べられるものよりは噛む必要のある形状のほうが安心できます。
スティック状のゼリー、大きい容器に入ったゼリーはオススメです。
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まとめ
ゼリーはお手軽に食べられる人気のあるオヤツです。
ゼリーが喉につまったらどうしようと心配しすぎて食べさせていないと、成長したあとに喉に詰まらせる原因にもなってしまいます。
最初は食べる様子をパパやママが見守りながら、3歳頃には一人でも安心して食べられるようになるといいですね。