ノイローゼ?それって精神病?心の病?自分には関係ないよねと思っていたけれど、何か違う!これまでの自分と!一体これは何?目の前が真っ暗。「育児ノイローゼ!誰か助けて」と叫んでいるお母さん、妻の声が夫であるあなたに聴こえているでしょうか?
※本記事はママが育児に悩んでいるときのパパ向けに書いています。
あなたの知っているパートナーはいつもポジティブ元気な人がでした。悩む?とかは彼女には無縁、全く結びつきません。
でも、ちょっと待ってください、彼女はお母さんになったのです。妊娠、出産、そしてスタートした新生児のお世話。
怒涛の初体験、夫であるあなたは経験したことはないでしょう。でも、その彼女の今に向き合うべきです。同じ所に立って彼女の痛み苦しみ悩みを担い夫(父親)の役割を果たすべきです。
なぜなら、あなたは彼女のパートナーであり、彼女が抱きしめたいかわいい1人の父親なのですから。
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彼女(ママ)の苦しみに気づいて!
赤ちゃんが生まれてからの夫であるあなたの生活、何か変わった事はありますか?
もしもないなら、それはそれでおかしな話で、夫としての役割を全く果たしていないことになります。
家族が増えているのだから、あなたの生活も何らかの変化があって普通なのです。
もちろん、以前と同様仕事の忙しさは続いているかもしれません。一杯一杯でとても家庭のことを省みる余裕はないと反論したいと思われるかもしれません。
でも、ちょっと待って下さい。それではだめなのです。家庭内の変化にきちんと目を向けるのが夫の役割なのです。
あなたのパートナーの様子はどうですか?赤ちゃんは刻一刻と喜ばしい成長の変化を見せているかもしれませんが、一番見てほしい変化はパートナーの変化なのです。
例えば、ママはよく眠れていますか?
赤ちゃんの夜泣きは生後3ヶ月位までは普通のことです。3か月を過ぎたくらいに、「あー良かった」と胸をなでおろすとかだと、夫であるあなたの感覚としては全然不十分です。
その3ヶ月間のパートナーの苦労に目を向けて下さい。
パートナーの表情や言動や表情はどうでしょう?赤ちゃんが生まれる前と変化していませんか?
以前はちょっとやそっとのことじゃ、ねをあげるような彼女ではなかったのに、表情は暗くて死んだ目をしてるようなら、しっかり夫であるあなたがその変化気づくべきでしょう。
夫の役割としてパートナーの今を知ってください!
彼女がなぜそのように変化したのか知って下さい。
まずは生理的な問題です。妊娠、出産、授乳生活、ママは体を使って赤ちゃんをこの世に迎え育てているのです。心も体も全く負担がないわけはないのです。
女なんだから当たり前とかみじんでも思うならそれは最低な考えです。
少しでも負担によってマイナスの変化があるなら、そこに注目して気にかけてあげるのが夫の役割です。
よく眠れていないとか、以前よりマイナス思考の言動があるとか、家事が滞っているとか、イライラしやすいとか、情緒不安定とか、拒食過食などの食生活の乱れとか。一つでも当てはまるなら「育児ノイローゼ?ヤバイかも」と思ってください。
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ママに傾聴してあげて欲しい
彼女が「助けて」と率直に言えるなら、まだ自己解決の余地が多少はあるのかもしれません。
兆候があるのに何も言わないなら、夫であるあなたは困らないかもしれませんが、それが一番の大問題です。
育児ノイローゼの状態が悪化してうつ病になって、育児も出来なくなってしまう可能性もあるのです。
そうならないためにも、早めに兆候に気づいて、まずは話をただただ聴いてあげるのが夫の役割です。
辛い現状を聴いてもらうだけで大分精神的に楽になることは間違いまりません。
ちょっと「えーっ」て内容でも、絶対意見はしないでひたすら聴いてあげて下さい。
パパでも出来ることを少しでも協力してあげて
昨今の保育士不足で男性保育士もどんどん増えています。
オムツを替えること、ミルクをあげること母性がないとできないなんてことは全くありません。
育児に関して手伝えることは、出来る限りやるようにするのが夫の役割です。
パートナーの気持ちがどんよりした曇りでも晴れの日の気持ちに一変するに違いありません。
その変化を想像してちょっとの努力をぜひ頑張って欲しいのです。
男性保育士がこなしているのだから、ミルクをあげるのもオムツ替えるのも単なる慣れでお母さんがやってもお父さんがやってもいいのです。
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まとめ
2人の赤ちゃんが家にやってきて、これ以上嬉しいことはないはずなのに、少しでもあなたのパートナーに負の変化が見られるなら、まずは夫(父親)の役割としてそれを全面的に受け入れて下さい。
言葉かけはシンプルに、励ましの言葉やアドバイスなどはせず「いつもありがとう」などのねぎらいの言葉のみにしましょう。
とにかく、話をひたすら聴いてあげて、育児で手伝えることを全力でやるようにしましょう。
もちろん、仕事は相変わらず忙しいのだから、可能な限りでいいのです。
毎日パートナー(ママ)の様子を気にかけること、変化に素早く気づき苦労を一緒に担うように努力すること、夫の役割として当たり前にやってもらえればと思います。